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【ユーザー質問】この春JRAでGI・3勝“モレイラ旋風”に「負けたくないからずっと彼を見てる(笑)」 凄さの秘訣をミルコ騎手が徹底解剖!

  • 2025年05月13日(火) 18時02分
ミルコレビュー

▲“マジックマン”の凄さを解説!(撮影:林真衣)


今週は、この春、高松宮記念、桜花賞、皐月賞を制覇したモレイラ騎手についてのユーザー質問にお答えします。

まさに“モレイラ旋風”── その活躍にミルコ騎手も「勝ちすぎだな(笑)」と思わずポツリ。そんな彼から勉強しようと、ずっと見ていたというミルコ騎手が、活躍の秘訣をジョッキー視点で徹底解剖します。「いい馬に乗っているのも間違いないけど、それだけじゃない」という凄さとは一体。

(取材・構成=森カオル)

Q「ミルコさん、こんにちは! 初めて質問させていただきます。この春は、モレイラ騎手が高松宮記念、桜花賞、皐月賞を勝つなど大活躍でしたが、ミルコさんから見ても彼の技術は凄いのですか? どこが優れているのか、具体的に教えてほしいです」(まご茶漬けさん)


ミルコ 彼は天才ですね。本当に上手だと思う。桜花賞と皐月賞のときもそう思ったけど、東京スプリント(4月16日・大井11R・JpnIII)も勝っちゃうんだから…。

──ああ、エートラックス。確か4番人気でしたね。

ミルコ 僕、あの馬とは前走のかきつばた記念もその前の兵庫ゴールドトロフィーも一緒に走っていて、僕の馬(サンライズホーク)のほうが上にきてたね。だから、まさかあの馬が勝つとは…。モレイラが乗ったら、なんかめっちゃ走った。やっぱモレイラ凄いなって思った。

ミルコレビュー

▲東京スプリントでのエスコートに「やっぱモレイラ凄いな」(撮影:高橋正和)


──ミルコさんのサンライズホークはクビ差の2着。前残りのなか、後方からいい脚で伸びてきたんですけどね。あと一歩だった。

ミルコ そうね。1200mは僕が初めて乗ったとき(2023年8月15日・クラスターC9着)以来の超久々だったし、いつもあんまりよくない内枠(2枠3番)だったのに、凄く頑張ってくれました。でも、モレイラにやられた(苦笑)。

──そのモレイラ騎手について、「どこが優れているのか、具体的に」ということですが。

ミルコ 一番は、乗る馬の

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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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