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【日本ダービー&オークス回顧】“マクり”を図るも不発に── ファウストラーゼンに感じた“硬さ”の正体

  • 2025年06月10日(火) 18時02分
ミルコレビュー

▲ミルコ騎手がオークスと日本ダービーを回顧(ユーザー提供:とりきさん、なおきやさん)


今週末には宝塚記念が開催され、上半期の競馬もいよいよ大詰め。今回はリンクスティップと挑んだオークスと、ファウストラーゼンと挑んだ日本ダービーを振り返っていただきました。

ともに西村真幸厩舎の所属馬での挑戦となった2戦。ミルコ騎手は2頭ともに大きな期待をかけていたそうで「本当に残念」と心境を吐露します。「マクって」「先頭でも…」と、師と入念な事前準備をして臨んだ両レースの作戦や、返し馬で感じた“硬さ”の正体など赤裸々に語ってくれました。

(取材・構成=森カオル)

「競馬に行けば変わるかも」と願ったけれども


──ファウストラーゼンとのコンビが注目されたダービーでしたが、結果は残念ながら18着。東京というのもあって、あの流れでマクるのはさすがに厳しかったですね。

ミルコ 全然ハミを取ってくれなかったし、それ以前にスタートが出なかったし…。

──1歩目は出ましたが、2歩目から進んで行かない感じで。

ミルコ そうでした。調教ではそれほど硬さは感じなかったんだけど、返し馬の感触がかなり硬くて、スタートで出していっても硬いままだった。

ミルコレビュー

▲返し馬から“硬さ”を感じていた日本ダービー(ユーザー提供:とりきさん)


──硬いというのは、コズミがあったということ?

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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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