
▲障害初勝利を挙げた鷲頭騎手に話を伺いました(撮影:山中博喜)
新たな二刀流が誕生しました。2023年11月に障害レースに初騎乗してから1年半、先週7日に待望の障害初勝利を挙げた鷲頭虎太騎手。
デビュー4年目の彼は、同期の小牧加矢太騎手からの誘いもあって障害に挑戦し、平地とダブルでの活躍を目指しています。昨年には胸椎5本を骨折する大怪我を負いながらも、「障害にさらにハマった」という理由とは。
(取材・構成:大恵陽子)
「1週間も経たないうちに騎乗依頼を」清水師への深い感謝
──障害初勝利、おめでとうございます!
鷲頭 ありがとうございます。念願で、怪我もあったので余計に長く感じましたけど、まだ20戦しか乗っていなかったんだな、と自分でもビックリしました。
──障害初戦が23年11月タマモワカムシャで3着など、これまで2〜3着も何度かありましたもんね。
鷲頭 いい馬に乗せてもらっていたので、その分ずっと勝ちを意識して乗っていました。
──障害初勝利となった相棒はジオフロント。終始、手応えが良さそうに見えました。