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お笑いコンビ・TIMと出演した小倉競馬場イベントを振り返る!「2階席まで一杯やった」その理由は…?

  • 2025年07月22日(火) 18時01分
太論

▲小牧太騎手が小倉記念予想イベントに登場!(撮影:桂伸也)


小倉記念当日には、TIMのおふたりと一緒に予想イベントに登場した小牧騎手。予想は残念ながらハズれてしまったそうですが、かつての仲間にも会えて、久しぶりの小倉競馬場を満喫できたそうです。6月、7月と続いたイレギュラーのイベントや遠征も、先週の予想イベントでひと段落。「勝ち星のペースが落ちているから、もっと開拓せな!」とのことで、ここからは夏バテ知らずの鉄人による快進撃に期待大!

(取材・構成=不破由妃子)

20年毎年通った小倉競馬場──「ものすごく久しぶりな気がしたわ」


──先週の日曜日は、小倉競馬場の予想イベントに出演。暑いなか、お疲れさまでした。

小牧 なんか久しぶりにああいう場に立って、楽しかったね。残念ながら、小倉記念の予想は当たらんかったけど(小牧さんの本命はハピでした!)、久しぶりにみんなとも会えたしね。2回くらい検量所のほうに行ってね。川須とも高倉とも会えたわ。それにしても、あの日の小倉競馬場はとにかく人がむちゃくちゃ多くて。2階席まで一杯やったわ。

──小牧太ファンが全国から集結した結果…。

小牧 竹内涼真ファンが全国から集結した結果や(笑)。競馬場の周りの道もめっちゃ混んでいたから、身動きが取れなくなる前に2時の新幹線で帰ったわ。あの混みっぷりは、間違いなく竹内涼真くんの影響やと思う。

──そうでしたか。てっきり久しぶりに会ったジョッキー仲間と飲みに行かれたのかと。

小牧 いやいや、行かんかった。その代わり、土曜日の夜に小倉に入って、いつも行っていたお店で美味しいものを食べてね。そのお店も1年ぶりやったなぁ。

──小倉競馬場自体、JRAでのラストライド以来、1年ぶりでしたよね。

小牧 最後の最後にモズアカボスで勝って以来やから、ちょうど1年ぶりやね。20年も毎年通った場所やから、なんやものすごく久しぶりな気がしたわ。それにしても、1年アッという間やな。

──ホントですね。あの衝撃の勝利は今でも鮮明に覚えています。さて、先週の競馬ですが、水曜日にはテン乗りのオテンバムスメで勝利。中央の未勝利でも2着5回とあと一歩だった馬ですが、門別での初勝利に続き、園田7戦目でついに2勝目をマークしました。

小牧 あれはよう勝ったね。ゲートが悪くて、ちょっと出遅れ気味で。上手いこと外に出せたから勝てたけど、今ね、内が重たいんですわ。そんななか、オテンバムスメもそうやし、1番枠ばっかりだったでしょ、僕。

──確かに多いなぁとは思っていましたが、改めて見てみると、水曜日は全5鞍中3鞍が1番枠。木曜日は全4鞍中2鞍が1番枠でしたね。これは多い(苦笑)。

小牧 なんで? っていう感じ(苦笑)。とにかくね、内がずっと重たい。たぶん今週もそうやと思う。雨で砂が流れちゃうから、砂を入れてるんやね。

──小牧さんの腕でなんとかするしかない(苦笑)。金曜日10Rのエイシンハリアーは、ここは力が一枚上かと思っていたのですが、残念ながら2着。いつもの行きっぷりが見られなかったような。

小牧 うん、ちょっと調子を落としてるかもね。前走とその前は乗っていなかったけど、結果が出てないもんね。今回も調子がいいときと違って、乗りやすかったし、おとなしかった。それでも4コーナーでは「いけるかな」と思ったんやけど。

──確かに。出応えは一番よかった。

小牧 伸び切れんかったね。前回、僕が乗っていたオズモポリタンに負けたから、なんかいつも以上に悔しかったわ。エイシンに関しては、今年9戦目やからね。僕が決められることではないけど、一応「休養させたら?」って言いました。本来の姿は、あんなもんじゃないから。

──今週はイベントや遠征などはなく?

小牧 うん。やっとひと段落やね。6月、7月は本当に忙しかったから。まだ8月になってないっていうのに、毎日暑いなぁ。まぁ僕は夏に強いからね。汗をかくの好きやし。

──小牧さん、昔から夏に強いですよね。夏バテしたなんて話は聞いたことがない。

小牧 夏バテはしたことがないね。でもね、僕だけじゃなく、園田の連中はみんな元気やで。調教でいうと、みんな僕の倍近く乗っているのに元気いっぱいやもん。みんなよう働くで。

──小牧さんだって、めっちゃ働いてるじゃないですか。

小牧 まぁね(笑)。最近はちょっと勝ち星のペースが落ちてきているから、ちょっと開拓していかなアカンなと思ってる。まだまだ働くで!

(文中敬称略)
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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