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【毎日王冠予想】無理な穴狙いは禁物 人気が予想される3歳馬サトノシャイニングの評価は?

  • 2025年10月03日(金) 18時00分

過去10年の連対馬はすべて5番人気以内


 毎日王冠はどちらかというと堅いレース。過去10年の連対馬はすべて5番人気以内。8番人気以下の3着も1回しかない。今年は11頭立てと頭数が多くはないので紛れはなさそう。無理な穴狙いは禁物だ。

 人気は3歳馬サトノシャイニングだろう。脚質に自在性もあり、古馬初対戦であってもここはそこまで厳しい相手関係ではない。勝ち切れるかはともかく、連対は期待したいところだ。

 チェルヴィニアはGIIIとはいえ2着してきたのが大きい。スランプを脱したとなると、持ち前の末脚を生かせそう。おそらく差しに構えることになるだろうが、東京ならば焦らず仕掛けても十分に間に合う。

 エルトンバローズは一昨年の優勝馬で昨年の3着馬。このレースの適性は明らかだ。ただ一昨年勝ったときほどの勢いはなく、前走は休み明けと着差を考慮すればぎりぎり合格点というところ。個人的には勝ち切るところまでは見込まずフォーメーションの2、3着候補と考えている。

 ホウオウビスケッツは今回のメンバーだと逃げることになるのでは。ハイペースではなく溜め気味の逃げになるだろうが、あまり馬群を凝縮させるとチェルヴィニアあたりのキレに屈する可能性がある。そのあたりの匙加減が難しい。

 レーベンスティールは苦しい競馬が続いている。今回はエプソムCを勝ったのと同じコース。ここで3着くらいにはこないとこの先が厳しくなる。

 ディマイザキッドはハンデGIIIで8、4着という近2走だが、東京替わりは悪くないし今年はメンバーが手薄。3着候補にはできると考える。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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