
▲名前とは裏腹に「人前では寝ない」というボクマダネムイヨについて北山助手にお話を伺いました(撮影:大恵陽子)
「僕まだ眠いよ」という馬名ながら、デビュー戦で目の覚めるような末脚を発揮した2歳馬がいます。その鮮やかさは鞍上の西村淳也騎手が「最後は起きて、いい脚を使ってくれました」と冗談交じりに話すほどでした。
しかし、その素顔はボクマダネムイヨという馬名とはやや離れたもの。寝ることが大好きなのかと思いきや、意外と人がいる時は寝ないのだとか!? 可愛い馬名に反して鮮やかな走りを見せる2歳馬の素顔、そして今週末に迎える2戦目・もちの木賞に向けて東田明士厩舎・北山大貴調教助手に伺いました。
(取材・構成:大恵陽子)
“ボクちゃん”は手入れが苦手!?
──デビュー勝ちおめでとうございます。前半1000mが67秒3という超スローペースを差し切り勝ちしました。
北山 練習ではゲートの出はそこまで速くなかったですけど、レースではいいスタートでした。調教で乗っている感じでは長くいい脚を使うタイプの馬なのかなと思っていましたが、いい感じで脚を伸ばしてくれました。あんなに上がりの脚を使って突き放すなんて、いい意味でビックリしました。

▲新馬戦を快勝(c)netkeiba
──上がり3ハロン36秒3で、スローの瞬発力勝負に対応しました。パドックでの雰囲気はどうでしたか?
北山 気が立っているところがあって物音に反応していましたけど、そこまでイレ込んでいる様子ではなかったです。
──パドックでは寝ていなかったんですね(笑)。何て呼んでいますか?
北山「ボクちゃん」です。
──ボクちゃんの普段の様子は?
北山 人がいると、