こちらのコラムでは、俺プロ出身のバフンウニ氏が当週の重賞注目馬についての見解、さらに平場予想でも使える馬券テクニックを紹介。特別登録時点での独自指数も併せて公開します。
今週バフンウニ氏が注目したのは、中山競馬場で行われる京成杯(GIII)。実力派の見解を、ぜひ予想の参考にお役立てください!
ほぼ1勝クラスのメンバー構成
皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる京成杯は、近年ではソールオリエンス、ダノンデサイル、アーバンシックというクラシック勝ち馬を輩出している。とはいえ、実績を積んで賞金を持っている馬は12月に行われる2歳GIに出走することが多いため、この時期の3歳限定重賞はメンバーレベルが低くなりがち。今年の登録馬を見ると、1勝クラスを勝ったアッカンとステラスペース、重賞で2着があるジーネキングを除いた全頭が1勝クラスの馬となっている。
2歳時の実績という点ではほぼ横並びで、そこからの上積みがどれだけあるかが重要になる。
2歳時からの成長を重視
ホープフルSのコラムでも述べた通り、2歳重賞、特にGIでは早生まれの馬が優勢。早い時期の世代トップ争いでは、ポテンシャルと完成度の双方が高いレベルで求められるため、より生まれが早い馬にアドバンテージがある。
一方、一線級が抜けたこの時期の3歳重賞では、完成度が最も高い馬を探すというよりは、2歳時と比べてどれだけパフォーマンスを上げられるかという点が重要になる。完成度を武器に2歳戦を戦ってきた早生まれの馬は、過去のレース内容が評価されて人気先行になりやすい。一方で、遅生まれの馬は加齢とともに早生まれの馬との能力差が縮まり、相対的にパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。その成長分はオッズに織り込まれにくく、妙味が生まれやすい。
過去10年のデータを見ると、2歳戦では1、2月生まれの馬が完全に優勢であるのに対し、この時期のレースでは、3月以降生まれの馬の好走率が追いつき、回収率では優勢となっている。実際に、1勝馬ながら京成杯を勝って飛躍したソールオリエンス、ダノンデサイルはいずれも4月生まれだった。