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【桜花賞予想】「前走勝ち馬」でいちばん推せるのは?

  • 2026年04月07日(火) 12時00分

データが示すステップレースの価値とは


 桜花賞で好走するために、「前走で勝ってきて価値があるレース」は何なのか。単純な調べ方として、「前走1着馬に限定した前走レース別成績」を調べてみた。対象頭数が多くなるよう、阪神外回りができた2007年の桜花賞以降を対象にしている。グレード等が変化している場合は別レースとした。

回収率向上大作戦


 阪神JF勝ちからの直行は5頭パーフェクト連対で、5頭中4頭が2021年以降。直行志向の高まりを象徴するもので、その影響かチューリップ賞はGIIに昇格してからのほうが、勝ち馬の桜花賞における成績が悪くなっている。これは「昔ならチューリップ賞を使って勝っていたはずの馬がそもそも出ていない」ということだろう。今年はどのみちチューリップ賞の勝ち馬不在だが、来年以降のために覚えておきたい。

 フィリーズレビューとアネモネSの勝ち馬が本番で来ないのはもはや伝統。ただフィリーズレビュー組は同期間に他に4頭が馬券に絡んでいる。惜敗組に穴狙いで△を打つのはありだし、今年は勝ち馬不在で2、3着馬が出走。

 前走エルフィンS勝ちはオープン特別時代とリステッド昇格後を合わせて[2-1-1-6]だから悪くない。該当馬がいない年もあるが、今年はスウィートハピネスがいる。阪神JF勝ちから直行のスターアニスとこの馬が、「前走勝ち馬」では推せる存在となる。

 ちなみに、「前走で負けてきた馬限定の前走レース別成績」だと、該当例10以上で複勝率順に書くとGIII時代のチューリップ賞(35.9%)、GII昇格後のチューリップ賞(26.9%)、クイーンC(14.3%)、フィリーズレビュー(5.4%)で、フラワーC11頭、アネモネSは18頭がすべて馬券外。こちらからはチューリップ賞3着のアランカール、クイーンCを負けてきた2頭が候補になるが、検討するにしても○以下でということになるだろう。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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