スマートフォン版へ

【朝日杯FS予想】Dコースで行われる朝日杯FSのトラックバイアス

  • 2024年12月10日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はジャンタルマンタルが優勝(c)netkeiba


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として朝日杯フューチュリティステークスで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今年の朝日杯FSも阪神JFに続き、京都芝外回り1600mで行われる。先週まではCコースを使用していたが、今週からはDコース替わり。

 今秋からの連続開催では既に20日間に及ぶ開催を消化してきており、路盤の状態も先週時点では開幕当初よりも悪化している。仮柵の移動程度では路盤のダメージはリカバリーできないだろう。

 改修された昨年以降、JRAの馬場発表が「良」だった京都芝外回り(新馬、未勝利戦除く)のDコースは最初のコーナーを5番手以内で通過した馬の成績が他のコース区分に対して優秀。

 Dコースは開催終盤の施工が多く、開催終盤の傷んだ路盤では差し馬も道中で消耗してしまうため、直線で鋭い脚を使うのが難しくなってしまう。

 今年、Dコース替わりの週に京都芝外回り1600mで行われた米子Sも逃げた馬が1着。2番手で追走した10番人気の馬が3着。最初のコーナーを5番手以内で通過した馬が3着までを独占。今週の開催でも似たような状況になりそうだ。先行馬を狙いたい。

馬場虎太郎

▲今週の推奨馬のアルレッキーノ(撮影:下野雄規)


 アルレッキーノの前走サウジアラビアRCは東京開催の開幕日。当日にはまとまった降雨があったにもかかわらず、馬場コンディションは「稍軽い」と判定していたほど路盤の状態が絶好で非常に走りやすい状態だった。トラックバイアスは「外有利・ 」と判定しており、末脚の要求度が高かったレース。

 鋭い末脚を使えるタイプではなく、前走は二走前に比べて道中の追走ペースが一気に速まったことに対応できなかったことも敗因だ。荒れてきた路盤の状態はこの馬に合う。今回想定されるような馬場状況で前走と似たような追走をさせれば、巻き返しが期待できる。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の朝日杯FSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング