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「単勝1点」は多点数? プロから学ぶ買い目構築の考え方(クラベ)

  • 2024年12月01日(日) 18時00分
直近でデビューした予想家や、これからデビューを迎える予想家が自身の予想法などを紹介。『ウマい馬券』での活躍が期待されるスター候補に、本人自ら綴っていただきました!


 はじめまして、クラベと申します。

予想家ROOKIES

「クラベ」氏



 現在はウマい馬券、オンラインサロン、Xなどで活動しています。ここでは「I.予想スタイル」と「II.買い目構築」を中心にお話しできればと思います。

I.予想スタイル



 私の予想は基本的に「最大パフォーマンス」にフォーカスしたものになっています。競走馬は生物ですので、必ずしも毎回同じパフォーマンスを発揮できるわけではありません。そのため、得意不得意を見極めて、最大パフォーマンスが発揮できる条件を見つけることが重要だと考えています。

 ただし、最大パフォーマンスが発揮できれば必ず勝つことができるかと問われれば、それも異なると言えます。あくまでも能力のベースをしっかりと捉える必要があります。

 そこで私はファクターを大まかに2つに区分して考えています。

1.能力のベースを見極めるもの
 →ラップ/持ち時計/ハイレベル戦など

2.能力を上げ下げするもの
 →馬場/クッション値/ローテ/追い切り/血統など


 この分け方を見てわかる通り、「1.」の判断した能力ベースを前提に、「2.」を使って本命馬を選ぶのが基本になっています。

 例えば、“追い切りが良ければ買えるのか?”と考えてみるとイメージしやすいです。極端な話、追い切りがどれだけ良くても、未勝利馬がGIに出ても厳しいでしょう。

 そのため、ラップ(ラスト4F〇〇秒以下)・持ち時計(同日上級条件と○○差)といった能力のベースを明らかにした上で、出走馬の上げ下げをしています。

 単一ファクターで予想することは難しいと考えているので、このように「最大パフォーマンス」を上記の型を通して柔軟に読み解く予想スタイルになっています。

II.買い目構築



 いきなりですが「単勝1点」は多点数だと思いますか?

 多くの方は「違う」と答えると思います。

 もちろん間違ってはいません。しかし、「単勝1点≒三連単1着固定総流し」という視点を持つとどうでしょうか?

 表面的には印を回していなくても、本質的に、単勝1点は全頭に印を回すのと同じかと思います。

 確かに極端な考え方ではありますが、私は基本的にこのスタンスで買い目を構築しています。そのため、買い目の印や点数を多いと感じるかもしれません。しかし、上記で触れた通り、「三連系以外の券種は絞ったところで全頭に印を回すのと同じ」のため気にしなくてよいと考えています。

 もちろん、予想を参考にする方の中には二連系で買いたい方もいらっしゃると思います。ワイド1点が三連複2頭軸総流しと同義ならお得感ありますからね。

 そういった方に伝わるよう、三連系で抑えたい馬には「注」の印を回しています。ここに含まれる馬は、何らかのストロングポイントを持っていたり、能力でねじ伏せる可能性はあれど想定展開からは買いにくい馬などになっています。

 この辺りを意識して自由にアレンジしていただければと思います。

※予想配信時に直前オッズはわからないため、丸ノリはあまりオススメしていません。

 以上、「I.予想スタイル」と「II.買い目構築」のお話でした。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

(クラベ)




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直近でデビューした予想家や、これからデビューを迎える予想家が自身の予想法などを紹介。スター候補が自らの手法を解説します! 関連サイト:ウマい馬券

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