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フローラSの条件は大方「初体験」、隠れた能力が開花する!

  • 2019年04月19日(金) 19時00分

要求されるのは「能力の方向性」


 フローラSは後の秋の重賞、G1戦線でも活躍する馬が、今にして思えば人気のない状態(おいしいオッズ)で馬券になる事が多いレース。

 後に紫苑Sを勝ち、エリザベス女王杯でも5着に走ったノームコアもフローラSは5人気で3着。後に秋華賞3着でエリザベス女王杯1着のモズカッチャンはフローラSは12人気で1着!

 後に重賞を勝てるほどの素質馬が、不当に人気のない状態で、フローラSで馬券になるのは、フローラSで要求される「能力の方向性」が「初体験」の馬が多いから。

 血統というツールは「初経験」の馬が多いレースほど、妙味が増します。たとえば、新馬戦は「ブラッドバイアス血統馬券プロジェクト」で公開している血統評価の上位順に買うだけで毎年プラス収支を記録します。「新馬戦」はすべての馬がはじめてのレースを経験するからが最大の理由でしょう。

 牝馬限定2000m重賞はすべての馬が「初体験」。1800m以上で行われる広いコースの重賞もほとんどの馬が「初体験」。この状況で隠していた能力を開花しやすいのが、デインヒル系のスタミナタイプ(欧州型ダンチヒ系)やトニービンの血を持つ馬。

 2年連続で馬券対象馬を出しているハービンジャーは欧州型ダンチヒ系で。ルーラーシップは母にトニービン。

 シャドウディーヴァは父ハーツクライ。同馬の母父はトニービン。さらに母父はダンシリ。代表産駒のレイルリンクはディープインパクトが出走した年の凱旋門賞を優勝。広いコースでフランス的な末脚の伸びが要求されるのは得意。前走の小回りレースよりも上積みが見込める条件。

 エトワールの父はハービンジャー。当レースに相性の良い欧州型ダンチヒ系の中でも特に当レースに相性の良い種牡馬。母系にトニービンも持つ馬。近親に皐月賞馬ヴィクトリー。青葉賞を勝ちダービーでも1人気に支持された(3着)アドミラブル。この時期のスタミナが要求されるレースで一気にパフォーマンスを上昇させる傾向にある一族。

 2年連続馬券対象馬を出している、ハービンジャー、ルーラーシップのその他の産駒も、もちろん注目です(パッシングスルー、エアジーン、フェアリーポルカ)。

動画チャンネル「血統の教室」公開中 血統のカリスマ・亀谷敬正が血統にまつわるギモンに一発回答!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。ツイッターアドレスはツイッターアドレスはコチラ。
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