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【スプリングS予想】スプリングSも非主流血統が走る非根幹距離レース

  • 2024年03月15日(金) 19時00分
今週末はスプリングS!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

父米国型血統の好走率が高いレース


 スプリングSは血統ビームオリジナルの国別血統タイプ分類が「米国型」の馬が異常なほどの好走率です(全出走馬の国別血統タイプはスマート出馬表で公開)。

 昨年も父米国型のマインドユアビスケッツ産駒のホウオウビスケッツが2着。当然、最終予想でも本命に推奨。22年も父米国型のアメリカンペイトリオット産駒ビーアストニッシドが5人気で1着。21年、20年は馬券対象馬を出していませんが出走馬も2年で1頭のみ。19年はエメラルファイトが10人気で1着。2017年以降、父米国型は10頭しか出走していませんが4頭が馬券圏内に走っています。

 先週のフィリーズレビューもそうだったように、400mで割れない非根幹距離レース。特に直線が短いコースは400mで割れる根幹距離の広いコースで実績を収める主流血統種牡馬の産駒の好走率が下がります。逆に、非主流血統種牡馬、日本で走らずに種牡馬になった馬の産駒が走りやすくなるわけです。

 競馬で要求される能力の方向性は一定ではありません。能力は相反する面があります。そうしたレース傾向は、能力の方向性を端的に示す血統に現れるわけです。

 スプリングSも非根幹距離の1800m。レース質も日本の根幹距離での直線スピード比べよりもアメリカのダート中距離に近い要素が問われるため、父米国型の方が適性面で優位に立ちやすいのです。

 ウォーターリヒトは父がドレフォン。出走馬唯一の父米国型。母父はヴィクトワールピサ。自身も中山GIを2勝していますが、産駒のアサマノイタズラ、アウトライアーズがスプリングSで連対。どちらも母父はノーザンダンサー系。ウォーターリヒトは父がノーザンダンサー系で母父がヴィクトワールピサ。父と母父の組み合わせも過去のスプリングSで連対したヴィクトワールピサを持つ配合馬に近いです。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のスプリングS予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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