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新たに2人の女性騎手がデビュー

  • 2021年03月05日(金) 12時00分

弥生賞は2歳王者に期待



 フェブラリーSといい、先週の中山記念といい、堀厩舎、素晴らしいですね。

 共に在厩で挑んでの見事な勝利となりました。

 最近は重賞レースにおいても在厩で調整することが少なくなりつつある現状。

 この背景には、近郊の牧場の施設が充実化されトレセンと遜色ない設備となり効率化が図られているところもありますし、若い調教師の方々が増えたこともあると感じています。

 もちろん、どちらが良くてどちらが悪いという話ではないのですが、トレセンの重要性や内部における馬作りの技術向上&伝承という意味でも残念な方向へと歩んでいる気がしていたので、こうした堀厩舎の馬作り&勝利には非常に嬉しさも感じます。

 また阪神で行われた阪急杯ですが、こちらも北村騎手が2週に渡りビッシリと仕上げたレシステンシアの強さが際立つ内容でした。

 しかもスタート後は、相手馬の動向を見て、控える競馬も頭にいれながら、最終的にはリズム重視となってのハナへ。

 昨年末か年始にも触れましたが、ヒシイグアスの松山弘平騎手、レシステンシアの北村友一騎手、共に昨年あたりからの急成長ぶりが著しく、今回においても冷静な判断と見事な手綱捌きにウットリとしました。

 さて話は変わり、今週から新たに女性騎手二人がデビューとなります。

 永島さんは、父が騎手だったこともあり、馬や競馬が近い環境で育ったことが今後武器となる気がします。

 一方、古川さんは競馬とは無縁の家庭で育ち、乗馬未経験者で競馬学校へ入学。しかしながらインタビューをした際に感じた賢さや、競馬が好きでレースをよく見ているといった背景を考えると、頭脳的な面が彼女の持ち味にもなりそうな気がし、二人が今後、どのようなレースをし、そして成長していくのか?非常に楽しみです。

 さて今週は弥生賞となります。

 注目は何といっても2歳王者・ダノンザキッドでしょう。

 2歳時から2歳離れをした馬体で魅了された馬。ホープフルSでは、最後モタモタッとしたところはありましたが、それでもキッチリと勝ちきるあたりに強さとノビシロを感じました。今回、どんな走りを見せるのか?非常に楽しみです。

 またテンバガーは、前走、最後の直線でブレーキをかけざるをえない状況だった点を考えると少しもったいない3着。レース間隔を考えても、より動ける体勢にあると思え魅了される1頭です。

 それでは皆さん、週末はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。

 ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。その後2000年にはシンガポールにて日本人女性初の海外勝利。2001年6月引退。通算成績493戦14勝。海外2勝。 現在はホース・コラボレーターとしてTV、ラジオ出演の他、文芸ポストにおいて短編小説「ストレイチャイルド」発表するなど、幅広い活躍を見せている。

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