
▲高田潤騎手と小牧加矢太騎手の対談最終回(撮影:下野雄規)
「僕にとって潤さんはカモです(笑)」
──そういえば、東京ジャンプSのあと、潤さんが加矢太さんに向かって拳を突き上げている写真がXでバズってましたね。
高田 ああ、これね(と言いながら、高田騎手自ら再現)。3月の三木ホースランドパークJSでは、加矢太(レッドバロッサ)が勝って僕(ディナースタ)が2着やったんですけど、そのときに加矢太にやられたから、同じことをやり返したんですよ。僕はカラ馬に絡まれて動くに動けない展開で、不完全燃焼の2着やったのに…。

▲話題になった当時を再現(撮影:下野雄規)
加矢太 言い訳、言い訳(笑)。あのレース、潤さんが「めっちゃ自信ある」って言うてはって。レース前に「俺、絶対に勝つから」「いやいや、俺もけっこう自信ありますよ」みたいなやり取りをしたんですよね。結果は、僕自身もすごく上手く乗れたし、レッドバロッサも主役然とした走りをしてくれて。
高田 加矢太は前にいたから、俺がカラ馬の不利を受けているのを知らなかったんだよな。だから、ゴールしたあとわざわざ俺を探して近づいてきて、俺の顔の前で「ヨッシャー!!」ってやりやがった(笑)。俺もね、全力を出し切って負けたんだったら、素直に「ヤラれた〜」ってなるんやけど、不完全燃焼でめっちゃムカついているところにわざわざ探してまで寄ってきたから…。それでまぁ、東京ジャンプSはいい機会だと思って、思いっ切りやり返した(笑)。
──おふたりの関係性がよくわかるエピソードですね。
加矢太 僕にとって潤さんはカモです(笑)。
高田 アハハハ! ヤバいで、それ。書いてくださいね、絶対。

▲「僕にとって潤さんはカモです(笑)」(撮影:下野雄規)
──プチ炎上させましょうかね(笑)。
高田 そもそも僕ら、「仲悪い設定」でいってるので。
加矢太 そうそう、