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卒業シーズン

  • 2019年12月23日(月) 18時00分

サトノタイガー


 2014年春から南関東の一員になったサトノタイガー(美浦・的場均厩舎→浦和・小久保智厩舎)が、7月の習志野きらっとスプリント(10着)を最後に引退しました。

 サトノタイガーは6歳だった川崎マイラーズで重賞初制覇を飾り、アフター5スター賞も制覇。盛岡競馬場で行われたJBCスプリントは、優勝したドリームバレンチノからタイム差なしの惜しい2着になり、カペラSもダノンレジェンドの2着。ダート短距離戦線で大活躍し、その年のNARグランプリ最優秀短距離馬を獲得しました。

サトノタイガー、川崎マイラーズで重賞初制覇


 そんなサトノタイガーは11歳まで走り続け、来年12歳になっても南関東の一員でいる権利は持っていましたが(南関東競馬は年齢制限があるため)、現在は埼玉県三郷市の乗馬クラブスリーフィールドで新生活をスタート。

「ここまでよく走ってくれました。スピードもすごかったですが、気持ちも強い馬でしたね。うちにいたクレイアートビュンもこの乗馬クラブにいますが、タイガーもいつでも会いに行ける場所なので、いろんな人からかわいがってもらえるのは幸せだと思います」(小久保調教師)。

ラーゴブルー


 中央の池江泰寿厩舎から川崎の内田勝義厩舎(外厩・ミッドウェイファーム)の一員として歩んできたラーゴブルー。体質が非常に弱く、じっくりゆっくり育てられてきた馬ですが、中央未勝利から今年のマリーンカップをはじめ3つのタイトルホルダーに!

ラーゴブルーが初めて重賞を勝ったしらさぎ賞


 そんなラーゴブルーも競走生活を終え、生まれ故郷のノーザンファームで繁殖生活を送ることになりました。

「体質の弱さはありましたが、その成長力はすばらしかったですね。どんな競馬もできるセンスの高い馬でした。今度は血統のよさを生かして、お母さんとしていい仔を送り出して欲しいですね」(内田調教師)。

トキノエクセレント


 トキノエクセレントは中央の矢野照正厩舎時代に5勝を挙げ、6歳で川崎の八木正喜厩舎に移籍すると、その後は重賞戦線で活躍。ダートグレード競走で好走したこともありましたが、蹄骨の骨折から、8歳のゴールドカップで重賞初勝利を飾ったシーンは、大きな感動を呼びました。

トキノエクセレントの記念すべき重賞初制覇ゴールドカップ


 その後もゆったりしたローテーションで大事に使われながら、年齢制限をクリアしていき11歳まで走り続けましたが、先日引退しました。

「さきたま杯は勝ったと思ったくらいに際どかったので本当に残念でしたが(優勝したノーザンリバーに0.1秒差の2着)、蹄骨の骨折から重賞を勝ってくれて、この年までよく走ってくれました。本当にすごい馬だと思います」(八木調教師)。

 現在は、神奈川県の乗馬クラブクリエ三浦で第二の生活をスタートさせました。

ご挨拶


 中央からのリスタート組は引き続き地方競馬にどんどん仲間入りをして、新天地で頑張っています。地方競馬ではそんな懐かしい面々にいっぱい会えますよ!

 リスタートも今日がラスト。今後は『写真で見る!南関東競馬』という新コラムが始まることになりました。その中でリスタート組の話題をお届けすることもあると思います!

 長きに渡りましてご愛読ありがとうございました!今後もよろしくお願いします!

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南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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