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プリモシーン引退「いいお母さんになって! 子供に乗ることができたら最高!」

  • 2021年03月02日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲先月引退を発表したプリモシーンとの思い出 (撮影:下野雄規)


フェアリーS、関屋記念、東京新聞杯、マイル重賞3勝を挙げたプリモシーン(牝6歳、美浦・木村哲也厩舎)が2月3日付で引退。今後はノーザンファーム空港で繁殖牝馬になります。

「この馬に乗りたい!」そう思った日から、約1年半越しで東京新聞杯の騎乗依頼が。ミルコ騎手の願いが叶った背景には、管理する木村調教師との心通った約束がありました。

(取材・構成=森カオル)

※このインタビューは電話取材で行いました

Q「ミルコ騎手も二度騎乗された(東京新聞杯1着、ダービー卿チャレンジT5着)プリモシーンの引退が発表されました。とても好きな馬なのですが、どんな印象をお持ちでしたか?」(こっこさん)


ミルコ プリモシーンには2回しか乗っていないけど、僕、すごく覚えてます。2018年だったかな、関屋記念で負けたんです。僕はワントゥワンに乗っていて、クビ差の2着だったね。直線の半ばでは勝ったと思ったのに、北村宏司が内からすごくいい脚で伸びてきた。

 そのときの走りを見て、「この馬、走る!」と思いました。確かプリモシーンは51キロだったけど、ホントに素晴らしい脚だった。すごい瞬発力だった。

──あの直線での攻防で強さを目の当たりにしたわけですね。

ミルコ そうです。ワントゥワンもすごく瞬発力のある馬で、あのときも確か32秒台の脚を使ったのに、プリモシーンに勝てなかった。で、負けた瞬間に、「この馬、乗りたい!」と思った(笑)。それくらいすごい瞬発力でした。

 それ以来、ずっと乗りたい乗りたいと思っていたけど、なかなかチャンスがなくて。だから、東京新聞杯で乗れることになったときは、すごくうれしかったね。

──約1年半越しの願いが叶った。

ミルコ そうです。僕ね、前の年の有馬記念は乗る馬がいなくて、残念な気持ちで(プリモシーンを管理する)木村先生と一緒にレースを見てたの。そのときに、木村先生から「ミルコ、来年は頑張りましょう」って言われて、「先生、お願いします!」って言いました。そうしたら、2月にホントにプリモシーンに乗せてもらえたんです。

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M.デムーロ世界一になる Road to No.1 / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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