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【田中勝春騎手】相棒・マイスタイルと挑む大舞台を前に―東のベテランが明かす胸の内

  • 2019年11月10日(日) 18時03分
今週のFace

マイスタイルとマイルCSに挑む田中勝春騎手(撮影:武田明彦)


今年でデビュー31年目の大ベテラン・田中勝春騎手(48)。これまで積み上げた勝利は1800勝以上(地方、海外含む)。長年にわたって関東のジョッキー界をリードしてきた。そんな田中勝騎手がマイルCSでコンビを組むのは、夏のGIII函館記念で“JRA重賞50勝”のメモリアルを達成したマイスタイル。2007年の皐月賞(ヴィクトリー)以来となるGIタイトルへの思い、自らの現在の立ち位置についてなど、話を聞いた。

(取材・文=東京スポーツ・藤井真俊)

函館記念は勝ったものの、騎乗ぶりは…


――昨春の福島民放杯(2着)以来、マイスタイルとは13戦中12戦でコンビを組んでいますね。もはやおなじみのコンビですが、きっかけはあったのですか?

田中勝 いやいや、特別なきっかけはないよ。以前から昆厩舎の馬には乗せてもらっていたしね。これまで声をかけてもらって、乗れなかったこともあったんだけど、福島民放杯の時はうまくタイミングがあって。で、ありがたいことにその後も乗せてもらってます。

――初めて跨った時の第一印象はいかがでしたか。

田中勝 まずコロンとしていて、まとまった体つきの馬だなと思った。そして乗ってみるとすごくパワーのある馬だなと感じたね。

――初コンビで2着した後は、クラスが下がって2連勝。オープンに再昇級後は馬券圏に好走するか、あるいは8着以下に負けてしまうかと、かなり着順にムラがあります。

田中勝 気性の問題だよね。気持ちの勝ったところがあって、行きだすとガツンと進んで行く。一方でスイッチが切れると、集中力が続かずに散漫になっちゃう。だからそういう着順になるんだと思うよ。

――難しいですね。

田中勝 うん、難しい(苦笑)。でも夏にブリンカーを着けてからは、だいぶ安定してきた感じがあるよ。最後まで気持ちが切れなくなったというか。

――なるほど。夏のGIII函館記念制覇は、まさにブリンカーを着けてから2戦目の出来事でした。会心のレースでしたか?

田中勝 いや〜そうでもないな。結構掛かっちゃったから(笑)。ただ2着の馬が早めに並びかけてきてくれて、そこから馬がもうひと頑張りしてくれた。あの馬の難しい部分…なかなか全力を出し切れない部分が、函館記念では最後にいい方に出てくれた。

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2着マイネルファンロンとの競り合いを制した(撮影:武田明彦)


――やっぱり難しい馬なんですね…。

田中勝 だな。1月の京都金杯(2着)なんかは、結構うまく乗れたと思うんだけど2着。でも函館記念はそうでもないのに勝てて…。ひと筋縄ではいかないよ(笑)。

――函館記念はご自身のJRA重賞50勝という記録でしたが、どのような気持ちでしたか?

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