日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
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キャリアを積むごとに心身ともにタフに成長するだろう一連のダートGIで快走してきたビッグネームが少なかったため、全体レベルはあまり高くないのではないかとされ、上位人気は割れた。その中...
日本ダービーの直線なら能力全開が可能だろう2戦2勝のエフフォーリア(父エピファネイア)が、わたしたちもそう思ったが、手がける鹿戸雄一調教師でさえ「思っていた以上に強かった。馬がしっ...
大目標の安田記念に向け展望がひらけた出世レースを象徴するように、勝った5歳カラテ(父トゥザグローリー)はこれが重賞初勝利(23戦目)。騎乗した菅原明良騎手(19)は、うれしい重賞初...
本番は未経験の距離がカギとなるだろう重賞未勝利馬ながら1番人気の支持を受けた5歳牡馬レッドルゼル(父ロードカナロア)が、馬群の中から力強く伸びて初重賞制覇。今年の出足快調、目下総合...
底を見せない4歳馬が春の大目標へ展望を大きく広げた雨の染み込んだ芝の塊が飛び、大半の馬が最後は泥だらけになる不良馬場。勝ちタイムは「63秒3-(12秒6)-62秒0」=2分17秒9...
師も絶賛のレース運びで次走への展望を大きく広げた3連単、3連複を筆頭に、日経新春杯の式別の最高配当が計「6通り」も塗り替えられる大波乱の結果となった。波乱を呼びそうな下地はあった。...
真価が問われるのはこの次のレースだろう今年最初の3歳重賞を制したのは、メンバー中もっとも大きな馬体536キロの牡馬ピクシーナイト(父モーリス)だった。時計は「46秒3-47秒0」=...
人馬共に2021年はさらに飛躍するだろう5歳の上がり馬ヒシイグアス(父ハーツクライ)が、3連勝で初重賞制覇。騎乗した松山弘平騎手は、2020年の京都金杯(5歳牝馬サウンドキアラ)に...
今年のJRA賞の行方は一段と難しくなった新記録、快記録の続出した2020年を、総括しつつ象徴したのが牝馬クロノジェネシス(父バゴ)のグランプリ制覇だった。2着も牝馬サラキア(父ディ...
今後のマイル路線への展望が広がった2014年に阪神に移って以降、猛ペースで展開することは少なかったが、今年は、昨年のハイペース「33秒8→45秒4→57秒2→」を上回る高速の序盤と...
白毛一族はダートにとどまらないファミリーとなった前走のアルテミスSに続き、バンデージや手綱、覆面、頭絡に至るまで装い純白のソダシ(父クロフネ)が、4戦4勝のままGI阪神ジュベナイル...
世界の舞台へ展望は広がったこの秋、GIの1番人気馬「7連勝中」は知れ渡っていた。だが、さすがに「そろそろ危ないのではないか」と、内心みんなが感じていた。ただし、それはこのあと全能力...
軒並み好内容だった上位馬の今後にも注目歴史的な牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)が引退レースに選んだ頂点のGIジャパンCで、さらに栄光のゴールを重ねた。近年の名牝は素晴らしい。...
歴史的名牝の時代は来季も続く断然の支持を受けた4歳牝馬グランアレグリア(父ディープインパクト)が、好位から抜け出して快勝。安田記念、スプリンターズSに次いで、マイルチャンピオンSも...
アーモンドアイだけではない現5歳世代牝馬の層の厚さ5歳牝馬ラッキーライラック(父オルフェーヴル)が、4歳時の昨年に続き見事に連覇を達成した。1996年から3歳以上になったこのレース...
この勝利で今後の展望は大きく広がった人気の分散した18頭立てのハンデ戦を制したのは、日本ダービートライアル「青葉賞」2400mをレースレコードで制しながら、剥離骨折のため本番に出走...
天才牝馬はエネルギー充電満タン時に能力を発揮するタイプだ5歳牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)の、史上初の芝GI8勝の歴史的な記録が達成された(海外を含む)。芝GI8勝(牡馬と...
人馬に備わっていたキャリアによって培われた自信1週前の3冠牝馬デアリングタクト(父エピファネイア)につづき、無敗の3冠馬コントレイル(父ディープインパクト)が誕生した。これでコント...
遅れて頭角を現した各馬のこれからも非常に楽しみ圧倒的な支持を集めたデアリングタクト(父エピファネイア)が、ほとんど危なげないレース運びで史上初の「無敗の牝馬3冠馬」に輝いた。かつて...
ハーツクライ産駒としては完成するのが早いタイプ断然の人気に支持された期待の3歳牡馬サリオス(父ハーツクライ)の、期待を上回る圧勝だった。1800mになると同時にグレード制が導入され...
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