日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
安田記念での上積みはいかに小雨が降り続く稍重発表の芝コース。開幕週のため芝コンディションはそう悪くなかったが、ゴール前は完全に迫力のパワー勝負。2番人気のライバル5歳馬セリフォス(...
父キズナの背中追い世代の頂点へ昨年のソールオリエンスに続き、また今年も2戦2勝の戦歴で挑戦したジャスティンミラノ(父キズナ)が接戦を競り勝ち、第一冠「皐月賞」馬となった。2歳戦が実...
ライバルを横に置いた鮮やかなコース取り2番人気ステレンボッシュ(父エピファネイア)の好時計の逆転勝ちが決まった。例によってスタートは良くなかった。だが、J.モレイラ騎手のすごいとこ...
4歳牡馬の反撃と、大きな成長に期待現4歳世代(とくに牡馬)はあまりレベルが高くないとされたが、直前に評価の高まった2番人気のベラジオオペラ(父ロードカナロア)がようやく反撃に成功。...
今年の高松宮記念は特殊なスプリントGIとして記録に残りそうだまた今年も渋馬場は避けられず、5年連続して「重-不良」馬場の高松宮記念となった。スピード能力を競うスプリント戦だけに、ち...
流れに乗って先行した馬だけが上位を占めることになった良馬場に恵まれたが、向こう正面は強い向かい風に見舞われ、キャリアの浅い3歳馬にはかなり走りにくいコンディションだった。時計を要す...
海外遠征でも昨年以上の結果を期待したい6歳プログノーシス(父ディープインパクト)の、期待を上回る圧勝だった。勝利騎手インタビューで川田将雅騎手が「仕上がりに心配な面もあり、決して万...
関係した馬の出走レースを手がかりに推理することが重要6番人気の新星コスモキュランダ(父アルアインは2017年の皐月賞馬)が快走して1分59秒8。1984年のグレード制導入と時を同じ...
伏兵とは思えぬ完勝芽吹いた才能の今後は伏兵評価だった5歳セン馬マテンロウスカイ(父モーリス)の、鮮やかな先行抜け出しが決まった。松永幹夫調教師と横山典弘騎手は、前走の「東京新聞杯」...
バランスを欠いた流れは「45秒6-50秒1」戦う前から難しい結果が予測されたが、有力視された1-3番人気馬が「14、8、12」着に沈む大波乱。普通はめったに荒れないが、波乱が生じる...
クラシック惜敗の歴史を打ち破れるか2009年アンライバルド(皐月賞)、2016年マカヒキ(日本ダービー)、2018年ワグネリアン(日本ダービー)、2019年ワールドプレミア(菊花賞...
今後の成長で更なる飛躍へゴール寸前、やや分が悪かったインザモーメント(父キズナ。結果、同タイム4着)以外の3頭がまったく差のない横一線になって入線した。「3頭同着もあるのではないか...
全体時計では測れないエンペラーワケアの可能性レモンポップ、ウシュバテソーロなどのエース級がサウジアラビア、ドバイなどに遠征する今年、2月18日の「フェブラリーS」に向けて、やや物足...
今回の勝利に結びついた理由とは?6歳セン馬チャックネイト(父ハーツクライ)がゴール寸前に差し返して、初重賞制覇。騎乗した女性騎手レイチェル・キング騎手(イギリス)は、外国人女性騎手...
ベテランの好判断が光った鮮やかな勝利あまり速くはなりそうもない展開を読んで、好位の外につけた5番人気のダノンデサイル(父エピファネイア)の鮮やかな重賞初制覇だった。レース全体のペー...
光るレースぶりを見せた新星ノーブルロジャー東京芝1600mの新馬戦を1分36秒8で制しただけの新星ノーブルロジャー(父PalaceMaliceパレスマリス)が、たった1戦のキャリア...
「リバティアイランドみたいだ」陣営も驚嘆猛然と伸びて外から差し切ったのは、1番人気に支持された牝馬レガレイラ(父スワーヴリチャード)だった。牡牝混合の2歳GI(2004年以降の朝日...
しばらく鳴り止むことがなかったスタンドの声援沸き起こる大歓声の中、先頭でゴールしたのは、不屈の復活を遂げた武豊騎手とドウデュース(父ハーツクライ)だった。予想以上に長引いた筋挫傷か...
来春から日本で供用される父パレスマリスの絶好のアピールに2021年のドウデュース、2022年のドルチェモアに続き、3年連続して3戦3勝の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬ジャ...
素晴らしいレースレコードでの勝利レースレコードの1分32秒6で競り勝ったのはアスコリピチェーノ(父ダイワメジャー)だった。馬場コンディションの差はあるが、翌年の桜花賞を2着した20...
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