日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
フェブラリーSで3度目の対戦が実現か初重賞制覇を達成した5歳牡馬レモンポップ(父LemonDropKidレモンドロップキッド)はこれでダート【7-3-0-0】となり、半馬身差2着の...
今回がまだ7戦目だった4歳馬2頭の本格化はこれから3歳クラシックを展望するグループのスケジュールが大きく変化しているのと呼応するように、4歳以上の古馬陣の年間スケジュールも確実に変...
テン乗りイーガン騎手の手綱さばきも光った見事な勝利トップハンデの初の59キロが心配され、最終的には2番人気にとどまった6歳ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)の実力勝ちだった...
牡馬相手に鮮やかに重賞制覇シンザンを称えるこのレースは、調整の難しい冬場でもあり、春を展望する馬のスケジュールに入れにくいマイル戦だった。だが、クラシックに向かうレースを絞る手法が...
冷静なペース判断が光った勝利前身となったラジオNIKKEI杯2歳Sなどの時代を含めて、今回は初の18頭立て。キャリアの浅い同士の2歳戦。素質や、現時点での能力を出し切れるとは限らな...
ディープインパクト、アーモンドアイに匹敵する天才ホース近年では、ディープインパクト、アーモンドアイに匹敵する天才ホースと形容される3歳イクイノックス(父キタサンブラック)が、天皇賞...
ドルチェモアは皐月賞も視野に1番人気に支持されたドルチェモア(父ルーラーシップ)が期待に応えて快勝。2番人気のダノンタッチダウン(父ロードカナロア)がクビ差2着。さらにクビ差3着が...
来春の桜花賞路線に名乗りをあげた断然の1番人気に支持されたリバティアイランド(父ドゥラメンテ)の鮮やかな圧勝だった。1分33秒1は、2019年レシステンシア(のちの桜花賞2着馬)の...
芝から方向を変え初重賞制覇からたちまちGI馬へ昇りつめたダートに転向して石川裕紀人騎手(27)とコンビを組み、これで4戦【3-1-0-0】。5歳牡馬ジュンライトボルト(父キングカメ...
勝ったヴェラアズールから4着までを独占1番人気から5番人気までの日本馬が、上位5着まで独占の結果だった。改めて地元の日本馬有利を示したと同時に、勝ったヴェラアズール(R.ムーア)、...
直線勝負に徹し、鮮やかな騎乗だったレーン騎手ゴール寸前は大接戦。最速の上がり33秒0で一気に1馬身以上も差し切ったのはセリフォス(父ダイワメジャー)。上昇著しい3歳のマイルチャンピ...
底力上位の2頭による決着だった勝ったジェラルディーナ(父モーリス)はパドックでいつも以上に気負ってイレ込みにも近い状態だった。それでも総合力の問われた厳しいレースを完勝したのだから...
挑戦者らしい先行策近年は「3-4」歳馬の出世レースの色合いが濃い長距離のハンデ重賞を、今年も4歳ブレークアップ(父ノヴェリスト)が、3勝クラスを勝ったばかりの勢いに乗って快勝した。...
届いたイクイノックスも粘り切ったパンサラッサも素晴らしかった天皇賞(秋)2000mでハナを切った馬が、前半1000mを「58秒0」を切る厳しいペースで飛ばしたケースは、今年で6回目...
予測された以上に厳しい流れでのコースレコードランキング上位馬が2000mの天皇賞(秋)に回り、混戦がささやかれた三冠目の菊花賞3000mだった。しかし、予測された以上に厳しい流れ「...
実力馬にふさわしい再度の上位独占スタート前に、オークスで蹴られて不運な競走除外になったサウンドビバーチェ(父ドゥラメンテ)が軽く放馬し、また馬体検査。波乱を思わせる空気が流れた。さ...
先の大舞台でも最有力候補になるはず前週までの中山とは一転、秋の東京らしい高速レースが展開された。なにもタイムが速ければいいというものではないが、1分44秒1のコースレコード(JRA...
外を回った馬には厳しすぎる競馬に一番の好スタートから、先に行きたい2頭の3番手につけた外国産馬ジャンダルム(父Kitten'sJoyキトゥンズジョイ)の、鮮やかな初GI制覇。鞍上の...
混戦模様の菊花賞へ展望が広がった注目の新星パラレルヴィジョン(父キズナ)、ボルドグフーシュ(父スクリーンヒーロー)、さらには日本ダービーで先着を許したプラダリア(父ディープインパク...
明らかに変化している牡馬クラシック三冠最近20年の「菊花賞」の勝ち馬は、春のクラシック出走組「10頭」に対し、春は皐月賞にも日本ダービーにも不出走だった馬が「10頭」も出現し、まっ...
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