日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
いつも「重賞レース回顧」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本日18時に更新予定の当コラムにつきまして、都合により今週分は休載とさせていただきます。読者の皆様には、大変ご迷...
秋の古馬中距離路線での活躍も期待古馬ハンデ戦の新潟記念が波乱になるのは珍しいことではなく、今年は6歳牡馬カラテ(父トゥザグローリー)が57.5キロのトップハンデを克服して快勝。5歳...
あえての連闘策で結果を出した2頭今年の新潟2歳Sには6場「小倉、新潟、福島、函館、東京、笠松(移籍)」で勝ち上がった馬に、未勝利馬も加わる不思議な組み合わせだった。レースの評価が上...
4代連続GI馬を送る日本を代表するサイアーラインこれまで前半スローから後半ピッチを上げる逃げ戦法だった4歳ジャックドール(父モーリス)も、逆に、飛ばしてリードした前半の貯金で逃げ込...
記念すべき馬の産駒の勝利はなにより感慨深い重賞タイトル飛ばすタイプは少なく、最後の直線約660mに集約される上がりの速い決着が考えられたが、レースの流れは前後半の800m「48秒4...
さまざまなタイプを送る注目のモーリス産駒「クビ、クビ」差の大接戦を制して初重賞制覇を達成したのは、カフジオクタゴン(父モーリス)だった。騎乗していたのは短期免許のC.ホー騎手(香港...
新潟直線1000mのレースに新風を吹き込んだ昨年のバカラクイーン(14番人気で3着)、土曜最終レースのケイティレインボー(9番人気で4着)に続き、今年は4番枠のスティクス(13番人...
絶妙のタイミング・ペースで他馬を寄せ付けなかった走り絶好のスタートを決めた5歳牡馬ベレヌス(父タートルボウル)の見事な逃げ切りが決まった。これで西村淳也騎手とのコンビは【4-2-1...
むしろ芝で良さが生きるのではないかと思える内容1994年にコースが改修され、同時に全面洋芝になって以降、現在の芝で2分03秒6「前後半1000m60秒1-63秒5(レース上がり38...
着差以上の完勝でさらなる進展に期待波乱の多い夏のハンデ重賞を鮮やかに制したのは、6番人気の成長株5歳牡馬エヒト(父ルーラーシップ)だった。オープンに昇格してこれが3戦目、初の重賞制...
秘める能力とハンデの一致はきわめて難しい直前の「CBC賞」ですごい記録が生まれた。「32秒3-33秒7」=1分06秒0の快レコードが飛び出した昨年とほとんど同じ開幕週の高速コンディ...
ディープインパクト以来の快挙4歳牡馬タイトルホルダー(父ドゥラメンテ)の驚くべき成長力と、総合力が爆発した前半戦最後のビッグレースだった。「天皇賞(春)→宝塚記念」の同一年制覇は、...
母方からも豊かな成長力を受けているペイシャエスダート重賞では明確な着差がつくことが多い。時には決定的な差が生じることも珍しくないが、上位の着差が「クビ、クビ、クビ」だっただけでなく...
1800-2000mを中心にこれからさらにパワーアップするだろう重馬場発表ほど渋った芝コンディションではなかったが、昼過ぎのスコールのような豪雨の影響が残り、切れ味を削がれる馬場状...
陣営の果敢な姿勢と鞍上の絶妙な騎乗4歳牝馬ソングライン(父キズナ)が鮮やかな中位差し切りを決め、待望のGI馬となった。昨年のNHKマイルCでは抜け出して完全に勝ったと思えたゴールの...
凱旋門賞に関係する血統が散りばめられているドウデュース向こう正面に入り隊列が決まった前半1000m通過は、強引に飛ばしたデシエルト(父ドレフォン)による58秒9。高速化が進みもっと...
発走遅延が結果に与えた影響は少なくなかったか…桜花賞馬スターズオンアース(父ドゥラメンテ)が牝馬クラシック2冠制覇を達成した。1952年のスウヰイスーを出発に16頭目の2冠牝馬とな...
精神面で立ち直り、ずっと強い内容の勝利入場者の数が増えて約2万7千人。入場門近くの売店では、ソダシのぬいぐるみが飛ぶように売れていた。坂を上がってゴールまで約300m。白毛のソダシ...
堂々とした気配からの順当な勝利大外18番枠と、4月に移ったアーリントンCが中2週の日程になった2018年以降、この日程は最高が3着。その傾向を反映して4番人気にとどまったダノンスコ...
行くと決断していた気迫も素晴らしい4歳タイトルホルダー(父ドゥラメンテ)は、菊花賞を5馬身差で独走した3歳時より一段と強くなっていた。自身で主導権を握り、長丁場ならまず崩れない5歳...
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