日刊競馬編集長・柏木集保による土曜日メインレース予想!
柏木集保
このレースにしては珍しく、これから大きく成長しそうな3歳馬、まだ、キャリアの浅い4歳の上昇を見込める馬が揃った。4歳馬とはいいながら、ヴリルは南半球産だから、他の4歳馬より少し若か...
1997年から距離1800mのGIIIとして生まれ変わった札幌2歳Sは、年ごとにレベルが上がっている。各地で早くから1800m級の新馬戦が組まれるようになり、また、才能ある2歳馬の...
エンドスウィープ(父フォーティナイナー)は、種牡馬はみんな不思議そのもので、人間より個性がつかめず、遺伝の神秘そのものなのだけれど、とくに正体を見せない種牡馬だ。ネイティヴダンサー...
サムソンハッピーはもう7歳の夏になるベテラン。今になって上昇を求めるのは無理かもしれないが、この馬、ほかの7歳馬とはちょっと視点を変えたいところがある。というのは、3歳夏にデビュー...
もうよく知られるが、繁殖牝馬ミヤビサクラコ(89年生まれ、父ノーザンテースト)は実にさまざまなタイプを送るものだ。初仔のフリーウエイハート(父トニービン)はダートの短いところだけで...
秋のスタートの一戦。京成杯AHと違って、こちらは別定戦。マイル路線を展望する馬もいれば、天皇賞・秋に望みを繋ぎたい馬も、もっと長い距離に向かう馬もいる。と同時に、夏のローカルの好調...
ここへきて急速に力をつけた馬と、ここから始動する実力馬の対戦。秋のGIを展望している馬も多いだけに比較は難しい。実績で上回る組は怖いが、例年のパターンは1ヶ月前のマリーンS(函館・...
あと2週の新潟。いつもの夏のパターンだが、いかにタフな馬でも福島→新潟と続いた夏のローカルを2戦、3戦と使ってくると、さすがに上積みは望めない。同じ平坦巧者でも、まだ活力十分の馬が...
ローカルの条件戦ではよくあるパターンだが、ここは7月16日の「麒麟山特別」の再戦ムード。3番手以下に3馬身半の差をつけ、ゴール前は一騎打ちになったセフティーミキオーと、トラストジュ...
ここ2戦ともに逃げ=先行であと1歩の3着。前々走の函館スプリントSでは、今回も対戦するボールドブライアンに差し込まれて3着。あと1歩が甘いディープサマーだが、1分09秒台のパワーの...
日曜は早くも函館2歳S。注目のサクラバクシンオー産駒で、武豊を配したアドマイヤカリブ以下の注目馬が出走する。サクラ・・・の小島太(当時は騎手)といえば、その昔、スプリンターズSを2...
プラズマ(父サンデーサイレンス)は、あまり重厚なクラシックファミリーの出身ではない。同じサンデーサイレンス産駒としては、母の半妹キスミーテンダー(03年マイラーズC・2着など)のイ...
タニノマティーニは、タニノギムレットの一族ではないが、3代母になる芦毛の牝馬タニノテスコ(父テスコボーイ)から広がる成長力あふれるファミリーの出身。タニノテスコは牝馬ながら5歳時に...
関西も阪神が終了して、小倉がスタート。新潟が始まり、函館の出走頭数も増えて、全面的なローカルシーズンに突入した。かつてと異なり、輸送は便利になったから意欲的な厩舎はどこへでも遠征し...
函館11Rの4歳馬サンバレンティンは、同じ関西の佐々木晶三厩舎のインティライミ(日本ダービー・2着)の1つ上の全兄。弟はディープインパクトに負けたとはいえ、正攻法で抜け出して東京2...
芝の整備法の進歩はすごい。かつてのように先週の芝を考えて今週の検討をしていると、キチッとプレスされて、一転してまた時計が速くなったりする。特に要注意は福島で、例えば今シリーズ。1週...
頂点を極めるようなA級馬は別として、普通のオープン馬や高額条件の馬などにはベストの距離と同時に、理想の、得意のコースがある。例えば、宝塚記念だと、サンライズペガサスは阪神芝[4-1...
条件面編成のこの時期、クラス移動に対する考え方は意外に難しい。例えば、福島11Rの1000万条件のさくらんぼ特別。基準は3歳の2勝馬(1000万下)となるため、4歳馬のウェディング...
ダートのOP戦。ただし、みんな斤量が重くない。OPで連対実績を持つのはシロキタゴッドラン、10歳のスナークレイアース、テンジンムサシ、ハードクリスタル、ブラックコンドル、ホーマンベ...
ユニコーンSの勝ち馬は年によってバラつきはあるものの、97年タイキシャトル、98年ウイングアロー、00年アグネスデジタルなど、のちにダートにとどまらない大物に育つことがある。今年は...
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