日刊競馬編集長・柏木集保による土曜日メインレース予想!
柏木集保
東京は今春の5〜6月に2開催使用されただけ。芝の成育うんぬんは別に、好時計が飛び出しそうだ。春のAコースのマイルでは、安田記念の1分32秒1を筆頭に、1分32秒台の好時計が計「5レ...
早めにデビューし、なおかつここに挑戦する馬の顔ぶれにより大きくレベルの差ができる2歳の1800m重賞だが、今年はサンデーサイレンスの産駒が4頭もいる。かなり質の高い組み合わせだろう...
10年ぐらい前と比べると、最近はベテランホースの活躍が目立っているという数字がある。たとえば、7歳以上馬の重賞勝ちは、平成1〜5年の5年間では「9」。平成6〜10年の5年間は「20...
かなり物足りない組み合わせで、人気馬と伏兵にはかなり能力差がありそうだ。そう大きな見どころはないが、もうこの準OPを2勝している関西馬シロキタゴッドランに、上がり馬のプリサイスマシ...
古馬のG1路線は、シンボリクリスエスが天皇賞→ジャパンC→有馬記念を予定している。ヒシミラクルも、同様にG1・3連戦のローテーションを展望している。この朝日チャレンジCのグループが...
もうよく知られるように、今春の交配数No.1はダンスインザダークの233頭。これは一昨年のフジキセキの225頭を上回る日本新記録となった。サンデーサイレンス系では、ほかにマンハッタ...
種牡馬デヒア(父デピュティミニスター)は、2000年に輸入されたから、今年の2歳馬を送る新種牡馬。ただし、父のデピュティミニスターからヴァイスリージェントとさかのぼる父系は早くから...
決してハデな活躍馬を送るわけでもなく、どちらかといえばやや地味だが、1975年生まれの牝馬オカノブルー(父ネプテューヌス)から広がるファミリーはすごい。初仔のヤマノスキーは7勝して...
今年の春、父にサンデーサイレンスを持つ後継種牡馬として登録された馬は、とうとう50頭を突破した。海外にもわずかだがサンデーサイレンスの後継種牡馬はいる。先ごろ引退したゴールドアリュ...
外国産馬シゲルフェニックス(5歳)の父は、ボールドルーラー系のパーシャンボールド。この父系にしては珍しくヨーロッパで活躍したかつての名種牡馬で、クーヨンガ、日本では宝塚記念のパーシ...
新潟に日本初の直線1000mが誕生してもう早くも3年目。快速の記録が生まれている。レコードは、昨年の8月にカルストンライトオが樹立した「53.7秒」。これをハロン平均にすると10....
新潟のダートコースの直線は約354m。500m近い東京のダートと比べると、同じ左回りというだけで、実際にはかなり短いのだが、追い込みは届く。芝と違ってダートでは、3コーナー手前から...
福島へはあまり関西馬の出張は多くない。前開催の福島では全96レース中、関西馬の勝ち星は7勝にとどまった。しかし、新潟に移ると一変する。昨年のこの2回新潟では、合計13頭もの関西馬が...
条件の再編成が行われ、3歳と4歳以上の古馬が一緒になって3週間たった。今年の全体の流れとして、特に上級条件では4歳馬の攻勢が目立っている。条件再編成での「降級」という考え方はきわめ...
大種牡馬ノーザンダンサーから、ストームバードを経て、ストームキャット→ヘネシーと広がる父系は、豊かなスピード系であるのにもうひとつ日本では人気がない。典型的なアメリカ血脈すぎて、や...
本格的な夏シーズンに突入。夏の平坦コースを待っていた「平坦巧者」がそろって調子を上げつつここに出走してきた。4歳ブレイブスペシャルは昨年夏、ホシスコープ(現1600万)、ラモンター...
5歳牝馬リワードアンセル(父ラストタイクーン)はもう3年も前の2000年7月、この福島の芝1200mを1分9秒2のレコードで快走した馬。当時2着のサマーキャンドルは、のちにクロフネ...
いま全盛のサンデーサイレンス系(今春の供用馬名簿に載った馬だけで52頭もいる)の種牡馬はそんなことはないかもしれないが、日本の内国産種牡馬がせいぜい2代、3代で途切れてしまう理由は...
種牡馬フォーティナイナー産駒の勝ち星の8割以上は「ダート戦」。こういう片寄った産駒成績では、日本の場合、まず総合リーディングサイアーの上位に食い込むのは難しいが、フォーティナイナー...
台風接近の雨馬場を想定して検討するのは典型的な「重巧者」を取り上げるとき以外、どうしてもトーンダウンしてしまうが、こればかりは仕方がない。土曜の中京の予報は大雨だが、不良馬場になる...
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