日刊競馬編集長・柏木集保による日曜日メインレース予想!
柏木集保
多少とも雨の心配は生じたが、高速の1800m。春2開催の結果(Aコース)と、現在の芝コンディションから、1分45秒0前後も可能だろう。本質が典型的なスピード型のファインモーションは...
決定的な能力の差の出る長距離戦と異なり、短距離G1の決着は大半がごく小差。1分7秒6〜7の予想されるここは、コンマ1秒の勝負だろう。勝負強さ、最後に競り勝つ決定力をもつのはサンデー...
知られるように、秋の菊花賞につながる路線が大きく変わった。休養したグループは、9月に一戦し、10月の菊花賞3000mに挑戦するが、もし本当に菊花賞(京都3000m)の有力馬とするな...
菊花賞で伏兵となりうるようなスタミナ型は、現在極めて少ない。また、中にそういうスタミナ型の成長株がいても、スピード指向がますます進む最近では、なかなか3歳の秋までにオープン馬にはな...
いまさらサンデーサイレンスでもないが、今日の東西のメインを見ると、サンデーの直仔と、その孫の世代(フジキセキ、マーベラスサンデーの産駒)が両レースに6頭ずつ。なんと計「12頭」もい...
2歳戦が早くなって、早くもマイルの重賞が行われる。ただし、他のコースではなく、新潟外回りの長い直線を克服しなければならないところが厳しい。昨年、決してそうきつい流れではなかったが、...
種牡馬トニービンの産駒には様々な特色があるが、最大の長所は長い直線の東京コース、そして新潟の外回りで全能力が生きてくることだろう。多くの産駒は差しタイプだが、トニービン産駒は強烈な...
直線1000mのレースはレベルの低い条件戦だと、実は最も面白くない。55秒0で乗り切った馬と、55秒1で粘った馬が競り合っても、見どころはほんの一瞬だけ。その0.1秒や0.2秒の差...
注目の4歳牝馬ファインモーションが、別に故障していたわけでもないが、8ヶ月ぶりに出走してきた。3歳の昨秋は、秋華賞、エ女王杯を楽々と勝ったが、有馬記念では、自身が能力を出し切るまで...
サクラバクシンオーが種牡馬としての評価をドンドン上げている。最初から人気種牡馬で、まして社台スタリオンSにいるため種付け頭数は多かったが、いま交配数は200頭にも達し、前年の秋には...
好時計必至のマイル戦には、極限のスピード能力を爆発させたあとには「反動」が出るパターンがある。たとえば、3歳春のNHKマイルCを激走して連対したあとは、ことごとくの馬が負けてしまう...
函館記念がなぜこれほど波乱の連続なのかは、とくに不思議ではない。ローカルのハンデ重賞は七夕賞(福島)、新潟記念、小倉記念など、ことごとく荒れている。とくに函館記念と七夕賞が目立つの...
NHKマイルCを1分33秒前後の快時計で「連対」した馬は、これまで14頭、次走でどういうステップを取ろうが、ことごとく沈んでいることは知られる。3歳のあの時期にマイル戦(基本の距離...
七夕賞ではベテランの大活躍が目立っている。3年前の7歳ロングカイウン、4年前のシグナスヒーロー、5年前のオフサイドトラップ=タイキフラッシュ。昨年もあと一歩に粘ったのは7歳ロードク...
今年は春のG1路線で好走した馬はなく、2勝馬の争い。素質と同時に平坦コースの適性も大きな比重を占めそうだ。人気の1頭だが、好素質のシャドウビンテージは平坦コースに移って大幅なプラス...
4歳以上の古馬58キロ。一方、3歳馬は53キロ。この5キロ差の主たる根拠は、範としたキングジョージにある。7月末の英G1キングジョージは、アスコットの12ハロン。4歳以上馬が約60...
4歳スターキングマン(父キングマンボ)が大幅にパワーアップ。オープン特別ではなく、再び重賞を狙える位置に盛り返してきた。この馬、強気なローテーションを取る森厩舎らしく、3歳夏に未勝...
中京も最終週。例によってかなり芝が痛みはじめたところで梅雨入り。このレースは過去3年間、連続して1分8秒9で決着がついている。レース全体の流れまで同じで前半33.4−後半35.5秒...
7番ダンツフレームはダート1000mの新馬戦からスタートし、前々走の3200mの春の天皇賞まで実にさまざまな距離に出走してきた。続けて同じ距離に出走したことがない。この春、はっきり...
心配された馬場はそう極端には悪化せず、ダービーのころには不良馬場ではなく、全体に時計のかかる重馬場程度だろう。まったく道悪がダメと言う馬以外は、そう評価を変える必要はなく、逆に能力...
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