日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
中山コースを初めて走った馬は近10年でも8頭だけ一番人気の連対率の高い神戸新聞杯は、この10年で7勝、2着1回と圧倒的なのに対して、オールカマーは2勝、2着2回で、中山の2200米...
最後の一冠へ勢いをつけたい実績馬と上がり馬秋のタイトルを目標にひと夏を越した3歳馬たちの戦いが、大詰めを迎えようとしている。夏を充電期間に充てた実績馬たち、レースに出て地力の強化に...
その先を考える意味の方が大きいいよいよ秋のGIシリーズが近づいてきたという実感が湧いてきた。その前哨戦、三重賞には、様々な思惑を抱いて有力馬たちが出走している。そのひとつセントウル...
多彩な出走馬のなかで、どこに目をつけるか新潟記念は夏の競馬の総決算だが、ハンデ戦だけに実績馬には厳しい。この10年、ハンデ頭の優勝はなく、6年前に七夕賞を勝って58キロを背負った4...
若駒たちの将来を見通す先に…2歳重賞の第2戦、新潟2歳Sは、毎年各地でデビューした若駒たちが覇を競ってきたが、今年はこれまでとは少し異なる顔ぶれになった。頭数がそれほどでもないのに...
長い歴史の中でも印象深いシーンがいくつもある重賞今や真夏の頂上決戦と言われる札幌記念は、札幌では最も古い重賞だが、その変遷をたどると興味深いものがある。創設が1965年で4年間が砂...
末脚に自信のある戦い方の共通点直線658.7米、新潟外回りコースのこのホームストレッチは、とてつもない切れ味を発揮するシーンを生んできた。7月30日の新馬戦芝1600米で、牝馬のド...
例からレースの持つ実像に迫るこれからダート界に名を残していこうという3歳馬の重賞と、力関係が見えてきている古馬の重賞では、その持つ意味が違う。レパードSは、勝つことで今後が約束され...
スピードだけでなくひと伸びする脚が必要かつて新潟の直線千米戦を勝ったとき武豊騎手は、取材陣からの短い距離で忙しかったのではという問いかけに、直線が千米もあるのだから十分でしたよと笑...
今年と同じ小倉競馬芝1800米で行われた昨年は…昨年に続き小倉で行われる中京記念は、サマーマイルシリーズ第2戦とは言っても距離が芝1800米。コースがどうなっているのかとか、ペース...
この3年の連対した伏兵たちを検証この10年、1番人気は1勝、2番人気は2勝で2・3着はなしという函館記念。高配当を狙うのが当然と言っていい重賞だ。では何を根拠に判断すればいいか、こ...
ハンデや小回りに毎年悩まされるが…福島伝統のハンデ戦、波乱になるのが当たり前のように見られている。虎視眈々、ここに狙いを定めて出走してくる馬たちの、どこに手がかりを見つけたらいいの...
見るべき点をつかんでおきたい今週の2つのGIII戦はどちらもハンデ戦、波乱の要素を前提に考えなくてはならない。一番人気が大苦戦する中、ではどんなケースなら大丈夫そうかを判定するのも...
切れるより止まらない脚がカギ春のGIシリーズを締めくくる宝塚記念には、様々な思いが出走馬に見え隠れしている。ファン投票でオグリキャップを上回る19万余の得票で他を圧したタイトルホル...
同じGIIIの重賞でもその性格はまるで異なるレースこれからのダート界を背負っていく3歳馬の登竜門となるユニコーンSは、まだ未熟な若馬たちがどう力をつけていくか、ここが出発点となる。...
秋の舞台も見据えて絞り込みたい出走頭数は多くないのに、実に微妙なメンバーが揃った。エプソムCのこの5年を振り返ると、このGIII戦の難しさが分かる。連対を果たした10頭のうち半数以...
今回期待したいのは伏兵の典型で勝った騎手今年も新馬戦がスタートした。来春をにらんでデビューする若駒たちの可能性がどの辺にあるのか、それを探るのだが、勝っても負けても見所がみつけられ...
それぞれに記録がかかっているここまでのダービーの軌跡をたどると思い出すことがいくつも出てくる。その中で一番大きいのが、ダービーを5回も勝っている武豊騎手のことだ。それ以前は、3勝す...
抜けた存在が不在ならオークスも波乱呼ぶデアリングタクトが63年ぶり、史上2頭目の無敗での二冠を達成したのが2年前。昨年は白毛のソダシがこれに続くかと期待されたが、道中かかり気味にな...
女王と呼ぶにふさわしいのはヴィクトリアマイルマイルはこの2年、アーモンドアイ、グランアレグリアと絶対的女王が圧倒的人気に応えていた。この2頭が去った今年は、その頂点の座を引き継ぐべ...
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