日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
混戦模様の桜花賞戦線は、3つのトライアルが終了してもはっきりしません。ピースオブワールドの戦線離脱の穴は埋まらないまま本番に突入しそうです。ここまで来ると、馬の力関係以外の要素、騎...
皐月賞に王手をかけたエイシンチャンプ、2歳牡馬チャンピオンの弥生賞優勝ですから、そう言っても当然でしょう。派手さのないこの主役を、昔のシンザンにオーバーラップさせる思いが、少し出て...
少しずつG1戦線の視界に入ってくる有力馬たち。この春、どんな顔ぶれになるのか、少しずつ見えてきました。今は、各路線がきっちりできていて、どの馬がどうかは別にして、スケジュールの消化...
ゴールドアリュールの勝利は、次へ向けて納得させるものがあったというところでしょう。ドバイワールドCのナドアルシバの馬場を考えるとき、スピードがあっても逃げるだけでは苦しく、フェブラ...
やはり、3月にならないと見えてこないということでしょうか。共同通信杯では、タイガーモーション、ブラックカフェ、マイネルモルゲンの巻き返えしはなく、8戦目とキャリア豊富なラントゥザフ...
牡馬クラシック戦線は、いつになったら視界がはっきりするのか。共同通信杯が終っても、これぞ新星と呼べるものが見つかりません。朝日杯FS4着馬タイガーモーションが最後の切れを欠き5着に...
一戦一戦、春の目標を定める為のレースが消化されていきます。レース体系、それも距離別の体系が確立して、おおよそのローテーションは読み取れるようになったとは言え、その先の主役を約束され...
今注目の2歳馬。年が明けて順調に勝つことができた3頭の今後に楽しみを持っています。目下2戦2勝、この先の1勝が大きな意味を持ちます。まず外国産馬のスシトレイン。余りにも強い勝ち方で...
シンザン記念と京成杯を見て、少しずつ皐月賞戦線が見えてきました。とは言え、今がピークでは心もと無いわけで、果して、ここで敗れたものの巻き返しがあるのか、結論を出す時機かもしれません...
今少しずつ競馬が動いているとき。ダービーからダービーへというサイクルを中心にすえて、競走馬の現役生活に少なからず変化が見られています。それは目に見えにくい現象ですが、5月25日のオ...
今年のクラシックロードは、いつにも増して混とんとしているようです。牝馬は、ピースオブワールドが一頭抜けていて、これに破れたものは、一応勝負づけが済んだと考えていいでしょう。別路線か...
何かが変わりつつあるのか、少しでも変化があってほしい、そんな思いを抱きながらまた新しい年を迎えます。中央競馬は、ダービーからダービーへのサイクルをはっきりさせるために、少しずつ手を...
この一年、新種馬券が登場し、競馬への参加人員は好調でしたが、当初好調だった売上げの方は、少しずつ減少して、やはり経済情況を反映していました。しかも、一人当りの購買金額が減少傾向にあ...
記録を次々に塗り替える武豊騎手、おそらく、騎手の記録のほとんどを作ってしまうことになるでしょう。今の競馬は、騎乗馬の選択を許される騎手が何人かはいます。その中でも、彼は最たる立場に...
残り少なく、今年のゴールも近づいてきました。さあ、ここで問題なのが年度代表馬の行方です。牝馬限定ながらG1・2勝は、ファインモーションのみ。この強さは卓抜しているとはいえ、どうした...
ジャパンCダートとジャパンCが終わって改めて、騎手のプレイ、騎手の存在を思うことしきりです。当初、中山をどう乗りこなすか、トリッキーなコースに外国馬、外国人騎手が対応できるのか、そ...
最も予想の難解なレースとされるジャパンCがやってきました。これまで21回あって、一番人気が優勝したのがたったの2回だけ。ここ2年は、テイエムオペラオーがいたこともあって、同馬が1、...
期待通りのファインモーションの勝利でした。その強さがどれほどのものか、武豊騎手の表情から推し量ることができたのではないでしょうか。レース後に受ける勝利騎手インタビューでは、その騎手...
大人しいサンデーサイレンス産駒、こう呼ばれるものにまず魅力を感じるのですが、そういう牝馬が、この秋もいました。ファンタジーSを勝って新馬、特別、重賞と3連勝とエリートコースを快進撃...
シンボリクリスエスがジャパンCに向うそうです。面白いことになりました。天皇賞での岡部騎手、いい笑顔でした。これで胸を張っていられると、確信を深めたところで、中央競馬の希望の星は、今...
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