日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
何があるか分からないとは言っても、ノーリーズンのスタート直後の落馬は、あまりにもでした。馬がゲートをとび出すときには、からだが15cmは沈むと言われています。以前、競走馬の走るメカ...
底知れぬファインモーションの強さ、これでひとまず、競馬に大輪の花が咲きました。これと、テイエムオーシャン、牝馬2頭のレースに期待が持てます。相次いだ強豪の引退をどう埋めていくか、少...
マンハッタンカフェの不運、これを、世界の超えられない壁とは結びつけたくはありません。様々な国際G1で存在をアピールしている日本馬のレベルが、昔と違うことは、誰もが認めているところで...
秋競馬に入っているとは言え、やはり中山が始まれば一段と新たな気分になれます。新潟のスプリンターズSにビリーヴが勝って、目立つ牝馬を印象づけました。これで、ファインモーション、テイエ...
シンボリクリスエスとノーリーズン、岡部幸雄と武豊、役者が揃うとレースに厚味が加わります。ダービー馬引退を受けた秋、どれが主役に収まるのか、G1前哨戦のひとつひとつに重い比重がかかっ...
バランスオブゲームのオーナー、薗部博之さんにとって、新潟は有り難いコース。セントライト記念を勝って、ここでは3戦全勝となりました。ずっと新潟でやってもらいたいとニッコリされていまし...
二年目に入った新潟の1000m直線コース。アイビスサマーダッシュのカルストンライトオのように、スタンド寄りの外ラチいっぱいを走る馬は、観戦する側にインパクトを与えます。どうも、馬場...
新潟と小倉の2歳ステークスの勝ち馬はいずれも牝馬、それも、サンデーサイレンス初年度産駒を父に持つという共通点がありました。ワナの父フジキセキは、SS産駒のG1初制覇、メイプルロード...
夏の牝馬は強いの言葉で片づけていいのかどうか。新潟記念トーワトレジャーの勝利をどう解釈するかで、迷っています。去年、今年と、新しいコースになってからの新潟記念の傾向として、実績馬よ...
日本の競馬に君臨し、日本の馬産を世界にアピールしつつあったサンデーサイレンスの突然の死は、あまりにも衝撃的であった。16歳といえば、あと数年は種付け可能な年齢だけに、馬産地の受けた...
そろそろ、秋をにらむ有力馬がGレースに顔を見せるようになりました。すでに実績十分であれば、目標をどこに置いているかで、このローカルの戦い方があります。早い話が久々の再スタート、ロー...
函館2歳Sで、今年の2歳Sの第一歩が踏み出されました。あの大混乱が何を物語っていたか、それを自分なりにクリアーしておかないことには前へ進めません。如何にも重い芝コースの中行われた函...
2歳世代最初の重賞と言っても、ここから始まるそれぞれのステークスは、やがて集大成されて春へとつながっていきます。その起点となるのが函館2歳S、長い戦いの始まりみたいなものです。どの...
荒れるレースへの期待は、いつも大きい。だからと言って、いつも波乱ということはない。事前に、その辺のところをつかめたら、まさに競馬の達人なんですが。難解なレース、すなわち波乱というこ...
全国一斉に発売となった馬単に3連複、期待どおりの人気だったが、その難度の高さに舌を巻く状況です。テレビ番組では、一体どのくらいの万券がとび出すかと日曜日は朝から数えてみました。とこ...
今年から、全国一斉に2歳新馬戦がスタートし、先週でそれぞれひと開催を終え、福島で8頭、函館で11頭、阪神で8頭の計27頭が勝って順調なスタートを切っています。勝つと負けるでは大違い...
あまりにも途方もないレース結果を見てしまうと、今後の軌道修正に自信が持てなくなります。自分なりのケジメをつけておかないことには、先に進めません。まずは、ラジオたんぱ賞。産駒に平坦巧...
どこの競馬場にもあるターフビジョンが初めて設置されたのが1984年、東京競馬場でした。あれ以来、この大型映像ディスプレイ装置は、すっかり競馬場の顔としておさまっています。ここに映し...
ひと足早く先行発売された福島の新種馬券を体験しました。全体の45%のシェアを占めたその成果は、入場人員の大幅増加というかたちであらわれました。当然、売り上げ増をのぞんだ主催者側の思...
今週から各地で一斉に新馬戦が始まり、また、新しい戦いに気をそそられます。ダービーが終れば、次のダービーを目標にという競馬のサイクル、それが今年から、時を同じくしてスタートするように...
1,101〜1,120/1,159件