スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
先週末のマイルチャンピオンシップで、団野大成騎手がソウルラッシュを見事な手綱さばきで勝利に導いた。が、ゴールする前にガッツポーズをしたため、過怠金5万円を科された。JRAサイトの裁...
自分の友人や仕事仲間で、普段からあだ名で呼びかけている人はどのくらいいるだろうか。集英社文庫の「ハンちゃん」は、名字の半澤から周囲にそう呼ばれているだけで、癖や特徴などによるあだ名...
先週の土曜日、還暦を迎えた。甲・乙・丙・丁……の十干(じっかん)と、子・丑・寅・卯……の十二支を組み合わせた干支は60を周期としている。それがひと巡りして元に戻ることを還暦と言うの...
外出中にちょっと時間ができて、小腹がすいたとする。すぐそこに行ったことのないラーメン屋が2軒あって、片方は行列ができていて、もう片方は空席だらけだったら、あなたはどちらの店に入るだ...
この稿がアップされる10月24日(木)、スポーツ誌「Number」の競馬特集号が発売される。テーマは「神騎乗」。私は、M.デムーロ騎手がヴィクトワールピサで制した2011年のドバイ...
先週の秋華賞をチェルヴィニアが完勝し、オークスとの牝馬二冠制覇をなし遂げた。翌日の府中牝馬ステークスではブレイディヴェーグがさすがGI馬という強さを見せ、今後がますます楽しみになっ...
私は都内の仕事場から美浦トレセンに行くとき、いつも常磐自動車道の桜土浦インターで降りている。その手前のつくばジャンクションから圏央道に入って阿見東インターを使うほうがいくらか早く着...
今週月曜日、都内のホテルで「日本中央競馬会創立70周年記念式典」が行われた。招待状への返信がQRコード経由のウェブでできてしまった気軽さもあって、ノーネクタイでブラっと出かけた。と...
先週の金曜日(9月20日)、直木賞作家・馳星周さんの初めての競馬小説『黄金旅程』の文庫版が集英社から発売された。巻末に掲載されている解説を私が執筆した。集英社文庫の場合、キンドルな...
ちょうど30年前の1994年、ブリーダーズカップが開催されたアメリカのチャーチルダウンズ競馬場でのことだった。スタンド上階の馬主や調教師が集まるエリアの座席に、20人ほどの日本人の...
秋の中山開催がスタートした。初日、9月7日(土)の紫苑Sで、クリスマスパレードが1分56秒6という中山芝2000mのコースレコードを叩き出したのには驚いた。今年の皐月賞でジャスティ...
恥ずかしい告白をすると、私は、10年以上連載をつづけている月刊誌の〆切を忘れることがある。毎月20日が〆切なのだが、もちろん、20日が〆切だと忘れることはない。なのになぜ忘れるのか...
私が好きなアメリカのSFドラマ「スタートレック」で、アンドロイド(人工生命)は「シンス」と呼ばれている。「ヒューマンズ」というSFドラマでも同様だ。これは「人造の、合成の」を意味す...
先週の金曜日、岳父の新盆の送り火を、義母が住む横浜の家の玄関先で行った。「おがら」と呼ばれる、皮を剥いだ麻の茎を燃やしたのだが、風があったので、少し時間がかかってしまった。実は私は...
パリ五輪が閉幕した。日本の金メダルは参加国中3位の20個。さらに銀メダル12個、銅メダル13個の計45個となり、金メダルの数もメダル総数も、海外で行われた五輪での最多記録を更新した...
競馬ファンとしても知られた作家の大崎善生さんが8月3日、下咽頭がんで亡くなった。66歳だった。札幌出身で、早稲田大学卒業後、雑誌「将棋マガジン」編集部を経て、「将棋世界」編集長をつ...
パリ五輪の総合馬術団体で日本が銅メダルを獲得した。馬術の日本勢としては、1932年のロサンゼルス五輪の障害飛越個人で優勝した「バロン西」こと西竹一以来92年ぶり2度目のメダル。団体...
史上初めてJRAを挟んで地方に復帰する小牧太騎手が、先週の日曜日、JRAのラストライドを勝利で飾った。鹿児島出身の彼にとって地元とも言える小倉で、一昨年の10月2日以来658日ぶり...
「カードホルダー」と英語で書かれているので、これは名刺入れなのだろう。新書判くらいのそれを、私は「記念馬券入れ」として使っている。色はブラック。全部で120枚入れることができる(ポ...
「ユーチューブで馬のオークションを見たんですけど、すごい値段がついてましたね」理容室のマスターが、私の頭頂部付近の毛髪を注意深く整えながら言った。彼の言う「馬のオークション」とはセ...
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