スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
今週の火曜日、静岡の富士霊園に行き、一昨年の秋に亡くなった作家の伊集院静さんと岳父の墓参りをしてきた。富士霊園を訪ねたのは、昨春岳父を納骨したとき以来2回目だ。あのときは雲がかかっ...
都内の自宅兼事務所から京都競馬場に行くとき、私は羽田空港から飛行機を使うことが多い。先週のマイルCS取材のときもそうだった。以前は、大阪空港からバスで新大阪に移動し、そこからJR京...
京都競馬場は今年、開設100周年の節目を迎えた。100年前の1925(大正14)年の12月1日、現在の場所に竣工し、同5日から4日間の秋季開催が行われた。『日本近代競馬総合年表』に...
嬉しい報せが届いた。先週の日曜日に高知競馬場で行われた第21回黒潮マイルチャンピオンシップで、7番人気のグッドヒューマー(セ11歳、父ローエングリン、高知・打越勇児厩舎)が優勝した...
先週の日曜日は朝から忙しかった。日本時間午前7時25分に米国デルマー競馬場でスタートしたBCクラシックを、ノーザンフゼムが生産して藤田晋オーナーが所有し、矢作芳人調教師が管理するフ...
今週末の天皇賞(秋)の舞台は東京芝2000m。スタート直後のカーブがコースの改修によってゆるやかになったのは2003年のことだった。改修初年度の天皇賞(秋)を勝ったのは大外18番枠...
先日、「競馬と文学」というテーマで25枚ほどの原稿を書いた。そのとき読んだ資料に、競馬を題材とした小説として、芥川龍之介の短編「馬の脚」(大正14年『新潮』)が紹介されていた。芥川...
先日、家人が留守のとき取材先から帰宅すると、マンションの部屋のドアにキーホルダーのついた鍵が刺さっていた。私のキーホルダーである。慌ててズボンの左前のポケット(いつもここに鍵を入れ...
先週の本稿に「競馬界の七不思議」について書いたら、旧ツイッターのXで、「国枝栄調教師はなぜか牡馬クラシックを勝てない」とか「外国産の牡馬はなぜかクラシックを勝てない」といった、私が...
またひとつ「競馬界の七不思議」がなくなった。先週の第59回スプリンターズSを三浦皇成騎手が乗る11番人気のウインカーネリアンが優升デビュー18年目の三浦騎手は、JRA・GI参戦12...
東京競馬場からの帰りによく寄った、府中の駅ビルの「啓文堂書店府中本店」が、本稿がアップされる9月25日、「紀伊國屋書店府中店」としてリスタートする。京王線沿線を中心に店舗を持つ啓文...
このところ打合せがつづき、しゃべりすぎて喉が痛い。直近の打合せは、初めて仕事をする季刊誌『kotoba』の2人の編集者とのものだった。12月発売の冬号で「競馬を読む」というテーマで...
嬉しいニュースと悲しいニュースの両方が飛び込んできた。まずは嬉しいニュースから。9月7日に韓国・ソウル競馬場で行われたコリアカップを大井のディクテオン(セ7歳、父キングカメハメハ、...
羽田から千歳へと向かう機内でこの稿を書いている。まず機内誌で浅田次郎さんの連載を読み、イラストの間違い探しをしてからパソコンの電源を入れるという、いつもの過ごし方である。乗っている...
「メイショウ」の冠で知られる松本好雄オーナーが、個人馬主として史上初となるJRA通算2000勝を達成した。先週の土曜日、8月23日の中京第3レースで、高杉吏麒騎手が乗るメイショウハ...
今年、2025年は「昭和100年」にあたる。そこで、考えてみたい。「まるで昭和だね」という表現は、どんなときに、どんな物事に対して使われるのか。まず思い浮かぶのは、運動部のしごきや...
本稿に取りかかる少し前、月刊誌『優駿』の連載小説「一代の女傑」第4回のゲラのやり取りが終わり、責了となった。そのやり取りのなかで、『優駿』という誌名をくくるのは、このような二重カギ...
昔はこの時期の北海道取材で暑さ対策を考える必要はなかった。それがいつからか、特に日中は東京と変わらぬ暑さになった。先週、「netkeiba」の新企画の取材で日高を訪ねたときも暑かっ...
学生時代、ひとり暮らしを始めたときからずっと新聞を購読している。1990年代からは一般紙に加え、スポーツ紙も1紙購読するようになった。最初はレイアウトの見やすいN紙、次は競馬面が充...
7月20日に行われた参議院選挙で、「日本人フゼスト」をスローガンに掲げる参政党が改選1議席から14議席へと躍進した。「日本人フゼスト」も、ヨーロッパで勢力を拡大する右派政党が打ち出...
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