スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
JBC3競走が行われた川崎競馬場で48億7402万2850円という地方競馬の1日の売上げレコードが更新された11月3日、門別競馬場でもひっそりと大記録が樹立された。ホッカイドウ競馬...
先週の菊花賞をディープインパクト産駒のサトノダイヤモンドが制したことにより、日本の競馬界のジンクスが2つ消滅した。ひとつは「ディープ産駒は芝3000メートル以上の平地競走を勝ってい...
先日、通算4000勝を挙げた武豊騎手を特集したスポーツ誌「ナンバー」が発売された(一部地域は数日遅れる)。スポーツ新聞などにも広告が出たので、メイショウの勝負服を着た彼が腰に手をあ...
10月10日の体育の日、東京競馬場の競馬博物館でグリーンチャンネル「草野仁のGateJ.プラス」の公開収録が行われた。ゲストは俳優の藤岡弘、さん。私にとっては、子供のころ夢中になっ...
「凱旋門賞のマカヒキ、どうしちゃったんスか。あんなもんじゃないでしょう」止まり木に腰掛けるなり、ディレクターのレイが言った。「まあ、確かに負けすぎだよな」と、私はウーロン茶で喉を潤...
先日、スマイルジャック(セン11歳)の娘たちに会うため日高に行ってきた。競走馬、種牡馬につづく「第三の馬生」となる乗馬としての道を歩みはじめた父の貴重な血を宿した2頭は、それぞれに...
9月7日から18日まで、ブラジルのリオデジャネイロでパラリンピックが開催された。日本代表は、金メダルこそゼロに終わったが、総数では前回のロンドン大会を上回る24(銀10、銅14)の...
9月16日は「競馬の日」なのだという。この稿がアップされる前日の金曜日だ。1954(昭和29)年の9月16日、日本中央競馬会(JRA)が設立されたことに由来する。大正時代に始まった...
この秋、フランスでの飛躍が期待されるディープインパクト産駒というと、今月、9月11日の第65回ニエル賞をステップに、10月2日の第95回凱旋門賞を目指すマカヒキが、まず思い浮かぶ。...
今週末をもって夏競馬は終わり、来週末から秋競馬が始まる。夏競馬と秋競馬とを分かつラインは比較的明瞭で、今年の場合、新潟、小倉、札幌で行われていた開催が、中山、阪神という中央場所に移...
「オーラ」を辞書的に言うと、「ある人物が発する独特の雰囲気。抜きん出た存在感や威圧感など」といったところか。私は、オーラの大半は、それまでメディアで見ていた対象と(特に初めて)実際...
「馬名プロファイラー」として知られる英文学者の柳瀬尚紀(やなせ・なおき)氏が7月30日、競馬評論家の清水成駿(しみず・せいしゅん)氏が8月4日、そして、騎手時代「ターフの魔術師」の...
週明けから札幌の生家に来ている。旅の供に2冊の本を持ってきた。「コビさん」こと小桧山悟調教師の写真集『GORILLAMYGOD』(サンマガジンムック)と、著書『馬を巡る旅』(三才ブ...
今週水曜日、大井競馬場で行われた武豊騎手と内田博幸騎手によるチャリティオークションとトークショーの進行役をつとめた。オークションは、今年4月に発生した熊本地震で被災した方々を支援す...
今年も一昨年同様、南相馬で相馬野馬追を観戦した足で八戸に行き、そして帰京――というコースで東北を旅した。先週の本稿に記したように、私が南相馬に入ったのは、7月22日の金曜日、野馬追...
今、相馬野馬追を見るため、福島県南相馬市に来ている。昨年までと同じく、小高郷の騎馬武者・蒔田保夫さんのお宅に泊めてもらい、三男の武士君の部屋でこの稿を書いている。蒔田さんは今年、勘...
今月13日に大井競馬場で行われたジャパンダートダービーを制したキョウエイギア(牡3歳、父ディープスカイ、栗東・矢作芳人厩舎)は、青森県階上(はしかみ)町にあるワールドファーム場長・...
札幌から西へクルマを走らせ、小樽、余市を通って2時間ほど。海辺にひらけた岩内町にある養老牧場「ホーストラスト北海道」に新しい仲間が加わったというので、また遊びに行ってきた。その新顔...
娘たちばかり紹介し、親父さんのリポートがお留守になっていた。親父さんというのは、もちろん、スマイルジャック(牡11歳、父タニノギムレット)のことである。前にスマイルに会いに来たのは...
知らないうちに使われるようになっている競馬用語が結構あって、そのひとつに「根幹距離」というものがある。競馬発祥の地であるイギリスでは、ある程度長い距離の単位として「マイル」が使われ...
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