重賞ウイナーからファンに愛されたあの馬まで、競馬から退いた後の知られざるエピソードをご紹介。
佐々木祥恵
(前回のつづき)タカラハニーを救った1本の電話関西在住のKさんは、最初タカラハニーの存在を知らなかった。競馬歴も浅かったために、引退後の馬についても詳しいわけではなかった。それでも...
397、396、394キロ…小さな体で走り続けた競走馬時代タカラハニーという4歳の牝馬がいる。明るい栗毛に額から鼻筋にかけて走る白い作、そして愛くるしい瞳がチャームポイントだ。タカ...
北海道にいる馬と九州にいる馬が競い合える!?フェイスブックを始めて約1年。ここ数か月「ソフト競馬」に関する記事をフェイスブック上でたびたび目にするようになった。これはいったい何なの...
(前回のつづき)現役を退いた今もなお“パートナー”「今は我儘な面もありますけど(笑)、初めは結構、人見知りが激しかったんですよね。人参やリンゴを持って馬に挨拶しても、こちらに来なか...
乗馬、障害飛越、そしてシャーロックとの出会いこの1月、筆者が引き取ったキリシマノホシが過ごす茨城県牛久市の常総ホースパークに、1頭のアングロアラブがいる。馬房の前を通るたびに「気安...
いつも「第二のストーリー」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。4月4日の更新分は、都合により休載とさせていただきます。読者の皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承いただ...
(前回のつづき)乗馬で才能開花、ウイルダネス斉藤さんにオーフルホースコミューンにいる馬を1頭1頭紹介してもらったのだが、その中にウイルダネス(セン)という馬がいた。聞き覚えがあった...
(前回のつづき)通算32戦23勝、重賞14勝という輝かしい成績シゲルホームランの隣の馬房には、アブクマポーロがいる。彼らのいる厩舎に案内してもらう前に、アブクマポーロの性格について...
まだまだ寒い3月の北海道で、温かい再会3月4日、帰省先の旭川から石狩方面へと向かっていた。旭川から札幌に向かう特急ライラックの車窓の向こうに広がるのどかな風景を眺めながら、断片的に...
(前回のつづき)肥育牧場にいたキリシマノホシの居場所が判明キリシマノホシのラストランは、2016年12月16日。8頭立ての殿だった。ほどなくしてキリシマノホシが競走馬登録を抹消され...
“粘り強さと諦めない心”引退馬協会の信念に後押しされて競走馬は引退したらどうなるのか。ヨーロッパ遠征を前に日経新春杯で骨折したテンポイントのニュースがきっかけとなって、あっという間...
(前回のつづき)1つの行程が抜けると"競走馬"に戻ってしまう誘導馬の第一歩。それは坂口さんをはじめとする誘導馬に接する人たちが、馬にとって「安心できる、大丈夫だ」と理解してもらうこ...
大井を代表する名馬に白羽の矢的場文男騎手を背に、帝王賞、かしわ記念などビッグレースを制したボンネビルレコード。その競走馬生活は8年にも及び、2012年12月29日の東京大賞典(GI...
ダイタクバートラムやポートブライアンズと仲良しのセイコーライコウ2014年のアイビスサマーダッシュ(GIII)に優勝したセイコーライコウが、およそ7年に渡る競走生活にピリオドを打ち...
(前回のつづき)愛馬が繋いだ運命の糸柴田操さんが、乗馬として所有していた愛馬フォルス(競走馬名サニーフォルス)の死のショックから立ち直ることができたのは、その弟ロビンフットの存在が...
愛馬との関係に行き詰っていた時に…埼玉県越生町にある乗馬クラブアイル代表の米谷朋子さんから「ロビンフットという馬が入厩しました」とメッセージが届いたのは、昨年11月末のことだった。...
(前回のつづき)「栃木の怪物」「無敗の南関東三冠馬」も繋養中スキャンが晩年を過ごした北海道新ひだか町にある荒木貴宏さんの牧場は、サラブレッドの生産の傍ら、引退馬の繋養を行っている。...
種牡馬としてアメリカから日本に輸入昨年の大晦日、種牡馬スキャンが28歳で天国へと旅立っていった。28年の生涯のうち最後のおよそ1年を過ごしたのが、北海道新ひだか町にある荒木貴宏さん...
【年末年始の更新につきまして】当コラムの年内最終更新は今回の12月20日となります。27日、1月3日は休載とさせていただき、10日からの再開となります。予めご了承ください。(前編の...
見事な復活劇にファンの興奮は最高潮に達したおよそ1年のブランクを経て、トウカイテイオーが有馬記念を制したのは、今から23年前。1993年のことだった。休み明けで、しかも1年もレース...
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