重賞ウイナーからファンに愛されたあの馬まで、競馬から退いた後の知られざるエピソードをご紹介。
佐々木祥恵
ついに夢の大舞台へ…国内障害馬術競技会の最高峰は、全日本障害馬術大会(以下、全日本)だ。そこに到達するためには認定の競技会に出場し、順位によって付与されるポイントを獲得しなければな...
練習を積み重ね、一心同体で競技会へ西野美穂さんの愛馬トリビューンは、2011年2月16日に北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファームで生まれた。父はコマンズ、母トリプルピルエット、...
人と遊ぶのが大好き!天真爛漫な愛馬奈良県葛城市の新庄乗馬クラブに、元競走馬のトリビューン(セン10)という馬がいる。JRAの競走馬時代にはシェイク・モハメド殿下の所有馬として走り、...
“馬を大切にする”絶対に大切なこと元競走馬で我妻さんの愛馬となったエースティターンは、父ワークフォース、母トリプルミッション、その父ハービンジャーという血統で、北海道千歳市の社台フ...
“僕とエピは絆で結ばれている”我妻登鷹さんにとって、ポニーのエピとクロエ、そして元競走馬のエースティターンは家族同然の存在だ。「その中でもエピを溺愛していますね。怖いくらい(笑)。...
縁あって引退馬のオーナーにその人を最初に知ったのはTwitterだった。「馬好きな呉服屋の我妻とエピ」というアカウント名の印象が強く残った。昨年11月にその我妻登鷹さんから、私が関...
明るいニュースを希望に変えることができたら…あしずりダディー牧場を開設して約10年。綱渡りのような状況を幾度も乗り越えてきたが、今にして思えば神様が行く道をいつも照らし導いてくれて...
由美子の観光馬車クラウドファンディング達成!「人と馬との共生を目指して希少馬由美子の観光馬車を走らせたい!!」と題してNPO法人あしずりダディー牧場が実施していたクラウドファンディ...
語られることが少ない、大型の馬たちの引退後以前もご紹介した高知県土佐清水市の養老牧場のあしずりダディー牧場は、現在の場所から同じ土佐清水市の足摺宇和海国立公園内にある唐人駄場への移...
重賞戦線を賑わせたエイシンルーデンス1999年のチューリップ賞と2001年の中山牝馬Sの重賞2勝のエイシンルーデンス(牝24)が、今年の出産、子育てを最後に繁殖を引退。来年春から鹿...
最後まで「いってらっしゃい」と見送って…「私は(ジーエス)チョッパーの命を断つ決断は到底できませんでした。手術をしてくださったC先生のお弟子さんのD先生に、どうにかならないのかと何...
「神様、お願いだからチョッパーを連れていかないで」クラブでYさんの愛馬ジーエスチョッパーを担当していたJさんは、獣医に往診の連絡を入れる。それは診断された蟻洞が実はそうではなかった...
チョッパーのパートナーは、自分なのだから…!Yさんは仕事が休みのたびに乗馬クラブに通い、プリサイスエンドを父に持つ愛馬ジーエスチョッパーとともに練習に精を出した。落馬も数えきれない...
愛馬の父が生きていると知って…引退馬を中心とした預託牧場ノーザンレイクを相方と新冠町で始めて、新たな人々との交流が始まった。まだ有名馬が1頭もいない時期に、わざわざ見学に来てくれた...
海外では「日本は種牡馬の墓場」と言われていると…認定NPO法人引退馬協会の所有馬となったことで、プリサイスエンドは種牡馬引退後の第三の馬生を保証されたことになる。だが種牡馬登録を抹...
コンスタントに活躍馬を輩出した種牡馬時代プリサイスエンドは、1997年4月4日にアメリカで生まれた。父は日本でも供用されていたエンドスウィープで、母はPrecisely。父父はフォ...
ノーザンレイクにやってきたプリサイスエンドアメリカ生まれのプリサイスエンド(セン23)が認定NPO法人引退馬協会の所有馬として余生を送ると発表があったのは、去る9月7日だった。今シ...
いつも『第二のストーリー〜あの馬はいま』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本日更新分は、都合により休載とさせていただきます。読者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、...
やきもちを妬くポジーも…たまらなく愛おしい!繁殖としての役目を終えたポジーは、Y.Hさんに引き取られた後も、田端牧場で過ごしていた。愛馬となったポジーに会いに、Y.Hさんは田端牧場...
夢の続きはポジーの子供たちへ…話は前後するが、繁殖生活に入ったポジーに会いに行っていたY.Hさんは、当然ポジーの子供たちとも毎年対面している。1999年に生まれたのが、アルカングと...
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