重賞ウイナーからファンに愛されたあの馬まで、競馬から退いた後の知られざるエピソードをご紹介。
佐々木祥恵
第1回目にも書いたが、南アフリカにはSPCAという動物愛護団体が存在し、セカンドキャリアを過ごす馬たちが適切な状況で飼育されていないなどと周囲の人から通報があった場合に、その場所か...
馬主が競走馬を購入する際、引退後のセカンドライフについての同意書にサインをする規定のある南アフリカでも、すべての馬を生かすことができないという現実を前回はお伝えした。それでも南アフ...
南アフリカの生産頭数は日本の半分以下だが…前回のライル・ヒューイットソン騎手のコラムについて、私が目にしただけでも、SNS上ではかなり話題になっており「日本でも競走馬時代の馬主が引...
知られざる南アフリカの引退馬事情とは?ライル・ヒューイットソン騎手のインタビュー(3月21日公開・今週のFace)に写真撮影も兼ねて立ち合ったのは、3月11日だった。その時に発した...
「もう二度と名前が替わることはありません」長寿で脚光を浴びるようになったシャルロットとR.Oさんが最初に出会ったのは、1989年。オーナーのいる自馬として、シャルロットとは別の名前...
明るく楽しく毎日を生きて欲しい…2012年2月にスエトシ牧場に一緒に運ばれてきたキトリ(競走馬名ホコタナイスナイス)とバジル(競走馬名パリスケイワン)の2頭は、牧場を経由して仲介業...
言葉は通じなくても心は通じ合える前回はR.Oさんが、ジャンプ、ホップ、花怜の3頭を看取った経緯を紹介したが、2006年にはR.Oさんが最初に引き取ったファーストワンダーも天に召され...
“ドル箱スター”も処分寸前の状況にファーストワンダーが暮らす北関東の牧場に、R.Oさんは月1回の割合で通っていた。「子供っぽくてヤンチャで、そこがすごく可愛い馬でした」ワンダーを引...
「馬にも生きる権利があるはず」昨年8月3日、日本における軽種馬の長寿記録を持つシャルロット(セン)が、40歳2か月20日で亡くなった。競走馬名はアローハマキヨ。競走馬を引退した後は...
広がりをみせるクラウドファンディングヤギ小屋やポニーの馬房などは全て手作りで、広場ではヤギやポニーたちが自由に遊ぶというのが、トイトイファームの日常の光景だった。そんなトイトイファ...
トイトイファーム温川牧場(1)「多くの馬が行方不明に」引退競走馬の現状を知って…トイトイファーム温川牧場(2)脚元の不安を抱えながら頑張る愛馬の姿に…昨日より今日、今日より明日と…...
脚元の不安を抱えながら頑張る愛馬の姿に…ヤギやポニーなど動物たちで賑わうトイトイファームに仲間入りしたコスモラヴモアは、2011年4月4日、北海道浦河町の村下牧場で生を受けた。父マ...
牧場の始まりは1頭のヤギからフェイスブックを眺めていたら、トイトイファームという名の牧場の記事がよく目に入ってくるようになった。トイトイという牧場名の由来が気になっていたところへ「...
“環境”馬にとって重要なことクラウン(競走馬名:ゴールデンクラウン)を自馬にするにあたって迷いがあったM.Nさんだが、いざ愛馬になってみるとより一層愛おしい存在となった。だが愛馬を...
現役時代の気の悪さ、第二の馬生でも…?シャンティステーブルを訪ねたのは1月半ば。暖冬と言われている中で、ゴールデンクラウンの馬体は冬毛に覆われ、午後の暖かな日差しを浴びて眠たそうに...
馬にとっての“いい環境”を求めて…神戸から関東圏に移動してきて2番目に預託した乗馬クラブに比べると、現在のシャンティステーブルはN.Uさんの自宅から格段に近くなった。シャンティステ...
自分の馬なのに、怖くて近づけない…N.Uさんが愛馬として購入したダノンフェニックスの額には美しい星がある。その星と「北極星のようにぶれずに生きたい」という思いを重ねて、N.Uさんは...
額の星に魅せられて訪れた運命の出会い茨城県猿島郡境町にあるシャンティステーブルには、女性オーナーからの愛情をたっぷりと受け、乗馬という第二の馬生を過ごす2頭の馬がいる。それぞれの馬...
馬との関わり方は“乗るだけ”ではない旧筑波小学校の校庭での乗馬体験会は、美浦トレーニングセンターの高松知之副場長の馬についての紙芝居から始まった。高松副場長は軽妙な語り口で話を進め...
いつも『第二のストーリー〜あの馬はいま』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本日公開分は、都合により1月15日(水)に公開日を変更させていただきます。読者の皆様には大変ご迷...
121〜140/443件