ダートグレード競走をレース翌日に回顧。次走へのヒントに!
斎藤修
1コーナーで見せた鞍上のファインプレーレースをつくったのは、地元船橋のノットオーソリティだった。前走JBCレディスクラシック(6着)では出遅れたものの、今回、他に行く可能性のある馬...
「勝たなければならないレース」を勝利ハッピースプリント陣営にとっては難しい判断だったに違いない。今年のかなり早い時期から目標としていたチャンピオンズCへ行くべきか、浦和記念にするべ...
◆戸崎圭太騎手の落ち着いた手綱捌き中央4頭のうち3頭が初ダートということで、ファンだけでなく記者など予想の専門家の多くがその判断に迷っていたようだったが、結果的に勝ったのは、中央で...
今年のホッカイドウ競馬の2歳馬は本物それにしてもシビれるレースだった。もちろん自分が本命にしていた北海道のタイニーダンサーが勝ったからということもある。栄冠賞を勝ったときから、2歳...
ダノンレジェンドの勝ちパターンを抑えるJBCの中央の登録馬が発表されたとき、コーリンベリーとシゲルカガが補欠になっていることにちょっと驚いた。しかし一方で選定馬を見ると、それも仕方...
大野拓弥騎手のいくつかの好判断ほとんど同じメンバーで同じような条件で対戦しても、必ずしも同じ結果にならないのが競馬の難しいところ。机上の計算では、前哨戦のレディスプレリュードで別定...
オーバーペースの前走がいい刺激にJBCクラシックに連覇が多いのはすでに知られるところだが、今回も3番人気のコパノリッキーが制して、昨年の盛岡開催からの連覇となった。15回の歴史でそ...
道営の上位3頭は紙一重の実力差ここまで重賞2勝ずつと星を分け、しかも直接対決では1勝1敗だった2頭、タイニーダンサーとモダンウーマンの強さがやはり際立っていたというレースだった。逃...
勝ちタイムはやや物足りないかとも思ってしまうが決してレベルが低いレースではなかったスタートしてからの向正面の長い直線で前3頭が競り合い、ビュンビュン飛ばしていって力尽きた者から順に...
着差ほどの強さかは疑問人気3頭が上位入線も、波乱の決着。それは、3連複150円、3連単3110円という配当が示すとおり。全馬ほぼ互角のスタートも、人気2頭は軽く押して行く程度で馬群...
柴田大知騎手の落ち着いた好判断エーシンモアオバーにこのレース3連覇が期待された一戦。それにしても地方小回りコースの長距離戦における、岩田騎手のレースを支配するペース配分は絶妙だ。一...
ひとつ抜けていることをあらためて確認馬場状態の発表は、前日の東京盃と同じ稍重だったが、東京盃がほとんど良馬場に近い稍重だったの対し、この日は爆弾低気圧の影響でときおり風雨が強まり、...
まさに横綱相撲といえるレースぶりここまでダート短距離路線の主役として歩んできたダノンレジェンドにとっては、まったく思い描いたとおりのレースになった。馬群に包まれる心配のない大外枠。...
本来なら息が入る中間の4F目でもっとも速いラップ予想で「中央馬はJpnIII勝ち馬が2頭だけ、地方馬にもチャンスあり」というようなことを書いたものの、残念ながら中央4頭が上位独占と...
絶妙だった川田将雅騎手のコース取り前走北海道スプリントCの逃げ切り快勝で2番人気に支持されたシゲルカガには厳しいレースになった。トップハンデ57kgは、ほかにダートグレード勝ち馬が...
いよいよ身が入っての本格化出走していればおそらく中央馬ではもっとも人気がなかったと思われるアクティビューティが出走取消となって中央馬は4頭。それゆえなおのこと4頭に人気が集中して単...
◆ノーザンリバーとともに、この路線の中心的存在ダノンレジェンドは前走の北海道スプリントCでは3着だったものの、敗因ははっきりしていて、それゆえ単勝1.4倍という支持。今回のメンバー...
素晴らしかった鞍上の判断過去10年で地方馬が3着以内に入ったのは、2010年2着のブルーラッド(川崎)のみと、地方馬が苦戦しているレースではあるが、今年は大井から遠征のユーロビート...
01年以降、ユニコーンSとの両レース制覇はカネヒキリ以来ダートでは一般的に湿った馬場のほうがタイムが出るが、道悪でも水が浮くほどになるとむしろスピードが殺されてしまう。この日の大井...
秋へ向けてさらなる上積みもゴールドシップの宝塚記念ほどではないにしても、競馬はやってみなければわからないし、あらためて生身の馬が走って争っているのだなあと思わされる結果だった。ダー...
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