野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
女性の進出という観点で見れば、2023年の中央競馬は、歴史的な年として記録されるだろう。3月から2人増えて6人となった女性騎手は、50勝と躍進した永島まなみ騎手(栗東)を筆頭に、全...
本稿の公開4日後には、米サンタアニタ競馬場で、第40回ブリーダーズカップ(BC)が始まる。11月3、4の両日、計14のG1が施行される北米最大のイベントは、今回が40回の節目。日本...
美浦トレセンの坂路延伸工事が大詰めを迎えている。日本ダービー終了後の5月29日から10月2日までの4カ月以上、坂路は完全閉鎖となり、延伸部分を現在のコースに連結する段階に入った。こ...
開催日にスマートフォンを不適切使用したとして、経歴2年3カ月以内の若手騎手6人が5月13日から6月11日まで、30日間の騎乗停止処分を受けた。競馬を含む国内公営競技の騎手、選手に対...
前回の当コラムでは、中央競馬の厩舎従業員の俸給表を巡る労使交渉と、厩務員4労組のうち3つが3月18日に開催ストに入った(翌19日は解除)経緯について触れた。当時も言及した通り、一連...
3月18、19日の中央競馬は、中山、阪神、中京の3場72競走を消化した。一見、何の変哲もない週のようだが、実は3月初旬から、関係者の間では開催中止という危機感が高まり、16日の時点...
当コラムで扱う機会はなかったが、2022年は日本のダート競馬にとって、大きな転機の到来を告げる年となった。6月20日に「3歳ダート三冠」の24年創設が発表されたのに続き、11月28...
本稿の更新は10月31日。第42回ジャパンCまであと4週を切った。今年の残った世界の主要国際競走はブリーダーズカップ(BC=11月4、5日)とジャパンC、12月の香港国際競走を残す...
今年で25回目の節目を迎えたセレクトセール(日本競走馬協会主催)が7月11、12の両日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。この市場に関しては、どれほどはね上がった指標...
馬券の払戻金に対する課税のあり方については、当連載開始当初から繰り返し扱ってきたが、最近になって少々トリッキーな案件が、メディアの注目を集めている。当事者はお笑いトリオ「インスタン...
中央競馬の厩舎関係者は職域に関係なく、美浦か栗東いずれかのトレーニングセンターに所属している。ただ、所属の概念が曖昧なのが騎手で、美浦所属でありながら、主に栗東で調教に騎乗し、実戦...
日本の競馬界にとってはプレシーズンと言える2-3月に、中東が新たな「鉱脈」として浮上したようだ。今年で3回目を迎えたサウジCデーが2月26日、首都リヤドのキングアブドゥルアジズ競馬...
歴史的勝利が、新たな歴史の扉を開いた。2月10日(日本時間11日午後)発表された2021年度のエクリプス賞。北米競馬の年次表彰である同賞で、昨年11月6日のブリーダーズカップ(BC...
昨年の中央競馬では、24の平地GIを美浦、栗東勢が12勝ずつ分け合った。1998年以来、23年ぶりの美浦勢の勝ち越しはならなかったが、重賞でも前年から15伸ばして56勝(栗東84勝...
JRAは11月18日、2022年度の事業計画と予算案を経営委員会で議決した。予算総額は3兆1303億3540万4000円で前年比5.5%増。馬券の売り上げが好調に推移している一方、...
凱旋門賞と米国のダートG1のどちらが、日本馬にとって高い壁かという質問は、相当な難題と思えたが、あっさり答えが出てしまった。11月6日(日本時間7日午前)、米国カリフォルニア州のデ...
本年3月1日更新の当コラムで、2019年デビュー組を中心とした若手騎手の台頭と騎手界の世代交代について触れた中で、19年組の「影」の部分として、大塚海渡騎手(21、美浦・フリー)と...
国内の新型コロナ感染者数は9月に入って減少の流れが続いているが、中央競馬では9月1日に所属騎手として初めて丸山元気騎手(30、美浦)の感染が発覚。これを受けてJRAは、感染直前に同...
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