ジョッキーの技術・判断が勝利に繋がったレースをピックアップし、勝敗を分けたポイントを解説!
佐藤哲三
古豪集う日経新春杯(GII)は、明け4歳で池添謙一騎手とは初コンビだったモズベッロが制覇。4角前から徐々に進出を開始し、そのまま押し切るという鞍上の得意パターンがハマり、最後は2馬...
今回は12日の京都最終で秋山真一郎騎手と川田将雅騎手が繰り広げたデットヒートに注目。直線の白熱の追い比べに至るまでの馬と展開に合わせた互いの臨機応変な対応を絶賛します。また、このレ...
京都金杯は3番人気のサウンドキアラが優勝。「一年の計は金杯にあり」と言われる新年の名物重賞で、鞍上の松山弘平騎手が見事“福男”に輝きました。内枠からの好位追走というそつのない騎乗の...
2019年の総決算・有馬記念(GI)は2番人気のリスグラシューが覚醒。2着のサートゥルナーリアに5馬身差をつける圧勝劇で、有終の美を飾りました。1番人気に推された現役最強馬のアーモ...
ライアン・ムーア騎手は今期初のGI勝利。果敢な先行策から直線突き抜け、レースレコードも記録しました。その中で哲三氏が注目したのは、サリオスの末脚に頼らなかったスタートからのポジショ...
阪神JFは4番人気のレシステンシアが逃げ切りV。鞍上の北村友一騎手はこれで今年GI3勝目となり、まさに大ブレイクの一年になりました。ただ哲三氏は北村友騎手の進化を評価しつつ、まだあ...
砂の王者決定戦・チャンピオンズCは3歳馬のクリソベリルが無敗Vを達成。ラストは古馬の馬群を割る勝負根性を見せ、一気にダート界の頂点に駆け上がりました。ただ哲三氏がレースで注目したの...
昨年の大阪杯を勝利して以降、苦杯を喫していたスワーヴリチャードがO.マーフィー騎手の導きで完全復活!陣営の懸命な創意工夫と仕上げが後押ししたものの、そこで期待を裏切らず勝ち切ったこ...
マイルCSはインディチャンプ騎乗の池添謙一騎手を勝利。主戦・福永祐一騎手の騎乗停止によって巡ってきたチャンスを満点回答でものにしました。戦前から乗り難しいとされていた馬の特徴をクリ...
先週のエリザベス女王杯でラッキーライラックの強烈な末脚を引き出したクリストフ・スミヨン騎手。思い切った進路取りとダイナミックなアクションで逃げるクロコスミアを土壇場で捕らえ、2歳女...
東京芝2500mという特殊な舞台で行われたアルゼンチン共和国杯(GII)は、ムイトオブリガードが勝利!エスコートした横山典弘騎手は「思い描いた通りのレースができました」と語りました...
今回はもちろん天皇賞(秋)からピックアップ!まず冒頭、「アーモンドアイ自身がファインプレー」と復権を果たした女王をベタ褒めする哲三氏。自身が現役時代に理想形として追求した走法を体現...
武豊騎手がワールドプレミアとともに菊花賞を制覇!同レース最多5度目の優勝と最年少&最年長勝利に加え、昭和・平成・令和の3元号GI制覇など、まさに記録ずくめの一勝となりました。哲三氏...
牝馬三冠の最終戦・秋華賞(GI)は新馬戦から手綱を取り続け、毎度あと一歩のところで苦杯を喫してきたクロノジェネシス×北村友一騎手のコンビが悲願のGI制覇。並みのスタートから、ベスト...
秋GIへの試金石、京都大賞典(GII)は若手ふたりが上位を席巻!豪での武者修行から凱旋以降、好調をキープする坂井瑠星騎手はドレッドノータスで見事重賞2勝目をゲット。坂井騎手の明確な...
いよいよ秋のGIシーズンが開幕!今回はスプリンターズSで惜しくも2着に敗れたモズスーパーフレアに着目。松若風馬騎手の堂々たるレースぶりにキレイな競馬だったと感服するも「100点では...
今週はダービー敗戦以来の出走で神戸新聞杯を制したサートゥルナーリア。想像を上回る圧勝・完勝ぶりに、早くもファンの間では“現役最強”を期待する声もチラホラ。鞍上は騎乗停止のため、ダー...
今週は東西トライアルをピックアップ!もはや当連載の常連である川田将雅騎手と熟練の手綱さばきで2週連続の重賞Vとなった横山典弘騎手のらしさ満載の技術に着目。共通するのは馬に対する繊細...
今回は、京成杯AHでさく裂した横山騎手のあっと言わせる大逃げに迫ります。トロワゼトワルに騎乗し、日本レコードを記録しての逃走劇は、開幕週というコンディションやレース全体の流れを読ん...
夏競馬の締めくくりに今回登場するのは、ユーキャンスマイルとのコンビで新潟記念を制した岩田康誠騎手。メンバー構成からも混戦模様となった一戦を勝ちきったのは、岩田騎手らしい細心の注意が...
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