重賞レース出走予定馬の血統を血統評論家の望田潤さんが診断します。
望田潤
毎日王冠は良ならディープ×ストームキャットが強いと毎年のように書いてきたが、ここ3年はハーツクライ産駒サリオスが2勝し、ジャスタウェイ産駒ダノンザキッドとジャングルポケット産駒サン...
4年ぶりに阪神ダ2000で行われるシリウスS。最近の阪神ダ2000のオープン競走の結果をみると、デピュティミニスター(メイショウフンジン、グレートタイム、ヘラルドバローズ、アルドー...
22年勝ち馬ジャンダルムと21年勝ち馬ピクシーナイトには「ダンジグとロベルトの血をもち、かつヘイロー≒サーアイヴァーのニアリークロスをもつ」という配合的な共通点がある。急坂コースの...
近5年のオールカマーにおいて、ジェラルディーナ(父モーリス)、ウインマリリン(父スクリーンヒーロー)、レイデオロ(母父シンボリクリスエス)、ウインキートス(父ゴールドシップ)、ステ...
4年ぶりに阪神芝外2400で行われる神戸新聞杯。阪神芝外2400で行われた近3年(17年〜19年)は、1人気-2人気-3人気、2人気-3人気-6人気、1人気-2人気-3人気と順当な...
過去5年の1〜3着馬15頭のうち11頭がリファールの血を引いている。中山芝外2200はわりと後半のロンスパ戦になりやすく、持続力や粘着力が求められるコースだ。21年9人気1着アサマ...
2021〜23年は中京芝2000で行われたローズSだが、今年は4年ぶりに阪神芝外1800での施行。同コースで行われた2017〜19年の3年間を振り返ると、ビーチサンバ(19年6人気...
ここ3年は中京で行われていたが、今年は久しぶりに阪神にセントウルSが帰ってきた。開幕週の阪神芝内1200だから、後方からではなかなか差せないレース。過去5年の阪神芝内1200戦で、...
中山内2000で行われる秋華賞トライアル。過去5年の平均ラップは前後半60.6-58.7。だいたい前半ゆっくり入って後傾ラップになるので、ここ3年はサウンドビバーチェ、ファインルー...
20年と19年はトロワゼトワル(母父ハーツクライ)が連覇しているが、21年勝ち馬カテドラル(父ハーツクライ)、18年勝ち馬ミッキーグローリー(母母父トニービン)、20年3着ボンセル...
21年はジオグリフが勝ち、20年はソダシが勝ちユーバーレーベンが2着。後のクラシックホースが活躍している。真っ先にマークしたいのがゴールドシップ産駒で、札幌2歳Sにはこれまで8頭が...
2歳夏の芝1200重賞だが、ナムラクレア(後に桜花賞3着)、メイケイエール(チューリップ賞勝ち)、ファンタジスト(京王杯2歳S勝ち)、少し前ではレーヌミノル(桜花賞)など、後に14...
過去5年の勝ち馬5頭(カラテ、マイネルファンロン、ブラヴァス、ユーキャンスマイル、ブラストワンピース)は、いずれもミルリーフの血を引いている。また22年はカラテ(10人気1着)とユ...
「夏の洋芝短距離戦はネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血が強い」とずっと書いているが、このキーンランドCにおいても過去5年の連対馬8頭のうち7頭がこの血を引いている。またエイティー...
ワンターンで長い直線の芝マイル戦。近5年の平均出走頭数は12.2頭で、勝ち馬の4角順位は6-8だから、中団からズバッと差し切ってしまう斬れ味が必要だ。近5年の勝ち馬5頭はいずれも前...
毎年GI馬が数頭出てくる夏の大一番。20年はノームコア(2人気1着)とペルシアンナイト(6人気2着)、ハービンジャー産駒のワンツーだった。21年もペルシアンナイトが8人気3着で、1...
過去5年でいうと、牡セン[2-2-0-42]牝[3-3-5-32]で、アイビスサマーダッシュほどではないが牝馬優勢。馬券に絡んだ3歳馬4頭(ヨカヨカ、ディアンドル、ナムラクレア、ラ...
過去5年の連対馬10頭のうち、メールドグラース、トリオンフ、ヒュミドール、ヒンドゥタイムズ、サトノクロニクルの5頭がグレイソヴリンの血を引いている点に注目。取り上げたなかではルーラ...
関屋記念といえばサトノアーサー、ミッキーグローリー、プリモシーンと、サーアイヴァー〜サーゲイロードをクロスするディープインパクト産駒が上がり32秒台で差し切るイメージだった。ディー...
札幌で行われた近4年(2018〜20年と22年)のエルムSにおいて、馬券に絡んだ延べ11頭のうち、7頭がロベルトの血を引いている点に注目。ハイランドピーク(19年10人気2着、父ト...
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