データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
早いもので、阪神競馬場の大改修から丸5年が経過した。ということは阪神JFも既に5回行われて今回が6回目ということになるわけだが、新コースになってからはっきりしている傾向がふたつある...
両雄並び立たず、という言葉があるが、ジャパンカップダートにはまさにそのような傾向がある。大きく施行条件が変わったレースではあるが、過去11回をすべて対象として話を進めさせていただき...
かつて、「ジャパンカップは京都大賞典と相性が良い」と言われていた時期があった。優勝例としてはレガシーワールド、マーベラスクラウン、タップダンスシチーがある。このうち前2頭はセン馬と...
当たりまえ話だが、競馬においては前走着順の良い馬ほど今回有望とされる。そして、人気にもなる。逆に言えば、前走着順という秩序がモノを言わないレースがあるとすれば、それは難解なレースと...
今年のエリザベス女王杯に出走する、次の3頭の共通項がお分かりだろうか。アパパネ、エリンコート、サンテミリオンの3頭である。3頭ともG1ホースでありながら前走2ケタ着順、というのがそ...
この時期の2歳重賞は、新馬を勝ちたての馬からそれなりにキャリアを積んだ馬までいろいろと出走してくる。今週行われるファンタジーSも同様である。キャリアが浅い馬は、能力がありながら人気...
競走馬の使い方というのも、時代によって変化するものである。例えば三冠路線だと、昔は有力馬がトライアルを負けてもいいような前提で使い、本番に向けてメイチの仕上げをする傾向があった。そ...
今年の菊花賞はオルフェーヴルの三冠がかかっている。強い馬が強い競馬をするところを見たい、という気持ちの方も多いだろうが、一方で菊花賞では菊花賞らしい何かが起きてほしい、という願望を...
レースの結果だけでなく人気もフタを開けてみないとわからないが、秋華賞ではホエールキャプチャが1番人気になる可能性がある。マルセリーナとエリンコートがローズSで掲示板を外したとあって...
毎日王冠は天皇賞・秋につながる別定G2ということで、過去にはそのイメージ通りの傾向がある。ひとつは、前走G1組が強いということだ。過去10年、前走G1組の連対率は28.3%。全馬平...
今年のスプリンターズSには、シンガポールからロケットマンが参戦する。オーストラリアのブラックキャビアと並び称される当代きってのスプリンターだが、海外出走経験があるという意味ではロケ...
先週、セントライト記念の予想を書いたりしゃべったりするにあたって「中山芝2200mは内枠がいまひとつ」という話を持ち出した。持ち出したそばからトーセンラー(1枠2番)が2着に来てし...
馬体重というのはある程度重要な予想ファクターだと思うのだが、なにせレースの1時間前にならないと数字が出ないので、我々のようなあらかじめ予想を出す者については扱いにくい。ただ、逆に言...
秋競馬が開幕する。中山は例年に比べると春に馬場が余分に使われているが、それでもひと夏を越してフレッシュな芝になっていることだろう。そして開幕週というと、よく言われるのが「逃げ馬有利...
今週は新潟と小倉で2歳重賞が行われる。蓄積された情報の少ないレースだけに普通の予想も難しいが、これらがともにWIN5対象レースというのも悩ましいところだろう。そこで、小倉の方だけで...
今週の新潟記念はハンデ戦だが、登録馬の中には前走もハンデG3だったという馬がけっこういる。以前にも書いたことがあるが、ハンデというのはハンデキャッパーがそうそう簡単に上下させられる...
競馬の世界には格という概念があり、勢いという概念もある。例えば下のクラスから連勝してきた馬が重賞に挑戦する場合、勢いで格の壁を突破できるのか、ということがファンにとっては悩みどころ...
昭和デビューの競馬ファンとしてはクイーンSというとまだ3歳重賞のイメージが頭の片隅に無いわけではないが、さすがに夏の古馬重賞としてのポジションは確立されてきた。時期もお盆前後で一定...
関屋記念の登録頭数は13頭。フルゲート18頭に対する登録頭数としてもさびしいが、そもそも古馬のマイル重賞がこれだけ少なめの頭数になることも珍しい。ひところに比べてフルゲート割れのレ...
小倉記念のハンデが発表されて、登録馬のうち2頭が57.5キロとなった。個人的に、ハンデの「コンマ5キロ」というのは興味深い調査対象だと思っている。というのも、明らかにハンデキャッパ...
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