データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
中山の芝中距離(1800〜2200m)で行われるGII、GIIIのうち、牝馬限定戦を除いたものは過去10年に82レース行われている。この条件は、独特の巧者を生みやすいように思う。一...
ダイワスカーレットの回避により、フェブラリーSはカネヒキリ、ヴァーミリアンで人気集中という流れになってきた。実績を考えたらこの2頭が抜けているのだが、ひとつだけひっかかる点がある。...
ダイヤモンドSでは、過去10年に2ケタ人気の馬が6頭馬券に絡んでいる。ちなみに昨年も、12番人気レーザーズエッジが3着している。1、2着はダイヤモンドSにしては珍しく1、2番人気決...
今週は共同通信杯が行われるが、この時期になると議論になるのが、「どの2歳重賞(あるいはOP特別)のレベルが高かったのか」という話である。今年の3歳世代についてどうか……ということは...
JRAのレースは番組上の変更が頻繁にあるが、京都牝馬Sは比較的施行条件の安定したレースである。過去10年を通じて2回京都開催の開幕週に行われている(土曜から日曜への移動はあった)し...
アメリカジョッキークラブCの過去10年を振り返ると、前走条件戦組が[3-2-3-19]という成績を上げている。勝率で11.1%、連対率で18.5%だから驚くほど高いというわけではな...
京成杯が2000mになってから昨年でちょうど10回が行われた。その10回に出走した全馬の単複を均等買いした場合の回収率は単33%・複64%。基本的に堅い重賞と言えるだろう。その背景...
今週は特別登録が出る前に原稿を書かねばならないので、登録馬に左右されないネタでいきたい。年明け最初の重賞・中山金杯は、ご存じの通り関西馬のワンツースリーで決まった。関西馬優勢は分か...
金杯の出走メンバーがはっきりとは見えない形で書いているので、今回は中山芝コースの一般論について書いてみたい。有馬記念は2、3着が波乱という結果になったが、アドマイヤモナークは中山で...
有馬記念の予想には、時代によって流行のようなものがある。例えば、大橋巨泉氏が提唱した世代比較論などは、昭和50年代からある程度の影響力を保ち続けている。もうひとつ、一時期流行したと...
予想というとどうしても出走馬どうしを単純に比較するというような発想になってしまうが、今回は朝日杯をちょっと長いスパンで振り返り、我々のレースに対するイメージをより正しいものに修正し...
阪神JFは、新コースに改修されてから既に2回行われている。一昨年は前半が46.3秒で後半が46.8秒、レース中の最速ラップは2F目で10.7秒。昨年は前半が46.2秒で後半が47....
ご存じのとおり、ジャパンCダートは今年から阪神ダート1800mへ舞台が替わった。その影響は?というようなことをよく聞かれるのだが、なにを答えても想像の世界でしかなく、当て推量になら...
ジャパンCといえば外国馬の取捨を楽しみたいところだが、昨今の情勢はそうなっていない。ひとつには、日本調教馬が強くなりすぎたということがある。これについてはいくら語っても仕方ないのだ...
マイルCSの過去10年を振り返ると、スワンS組は[0-1-6-36]と、1連対しかしていない。それ以前からスワンS組の不振は続いており、私は昨年の時点でこの組は全部無印にしていた。...
穴党としてはあまり意気上がらぬ話だが、エリザベス女王杯は堅く決まる可能性の高いレースである。正確に言うと、エリザベス女王杯とその前哨戦である府中牝馬Sの両方が「堅い重賞」だ。その点...
ファンタジーSは2歳の重賞だが、なんだかんだいって堅めに決まることが多いから不思議である。過去10年の連対馬20頭のうち、19頭までが6番人気以内。馬連をボックスで15点買っていれ...
今年の天皇賞・秋、話題のひとつが3歳馬ディープスカイの参戦である。最初に書いておくと、私は天皇賞・秋において3歳馬買うべしという立場だ。正確には、一定水準以上にある3歳馬買うべしと...
秋華賞で1000万馬券が出たので、それに触発されて菊花賞でも穴狙いをしてやろうという競馬ファンの方も多いことだろう。そこで今回は、「菊花賞で超人気薄が来るとしたらどんなパターンか」...
今年のローズSは1着が7番人気のマイネレーツェル、2着が9番人気のムードインディゴと、波乱の決着になった。ただ、せっかく頑張ったこの2頭には申し訳ないのだが、3冠目が秋華賞になって...
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