データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
金杯は東西ともハンデ戦として行われるので、斤量が注目の対象になる。特に中山金杯ではカリスマサンオペラ、タフグレイス、トーアメイウンなど軽ハンデ馬が激走することもあるので、そちらに目...
有馬記念での人気薄好走馬というのは、後から見れば「買えないこともなかった」という馬が多い。過去10年に8番人気以下で馬券に絡んだ馬は6頭いるのだが、いずれも当該年度にそれなりの成績...
阪神Cは1400mという距離で行われるが、1400m戦というのはけっこう面白い存在である。スワンSのようにスプリンタータイプの馬が活躍する(今年はそうでもなかったが)レースもあれば...
朝日杯の過去10年を振り返ると、勝ち馬の父がすべて違うことに気づく。それより以前まで遡るとSSが計3勝、ブライアンズタイムが2勝などしているのだが、過去20年に対し種牡馬が17種類...
2歳GIは牡馬牝馬ともに1600mで行われるが、中山と阪神、阪神の新旧といったコースの違いがあっても、「長めの距離経験がある馬が強い」という傾向が共通している。過去10年の阪神ジュ...
今年のジャパンC、話題はなんといってもディラントーマスの参戦である。競馬ファンも昭和の頃ほどウブではないだろうが、それでもこのクラスの馬が来たとなると、やはり心躍るものがあるのでは...
過去10年のマイルCS出走馬を前走レース別に分類した場合、一番着度数の優秀なのは天皇賞・秋から直接ここへ来た馬で[3-4-2-18]である。それに次ぐのがスプリンターズS組で[3-...
エリザベス女王杯は力関係のはっきりした古馬の戦いが中心となる(もちろん3歳馬もいるが)こともあり、比較的堅いGIである。これまで行われた11回で全馬の単複を買った場合、単勝の回収率...
年に2回、目黒記念とアルゼンチン共和国杯の時期がくると、「中長距離のハンデ戦は重ハンデの馬を買ったほうがいいんだけど、目黒記念とアルゼンチン共和国杯だけは例外で、軽ハンデ馬が狙える...
昨年の天皇賞・秋はダイワメジャーが優勝したが、これはある切り口で考えると「久々の優勝例」となるものだった。その切り口とは、毎日王冠組の優勝例である。前走が毎日王冠となる天皇賞・秋優...
秋華賞でダイワスカーレットを本命にしながらレインダンスが抜けてしまい、しみじみ反省しながらこの原稿を書いているところである。レインダンスを消した理由は、スローペースのローズSで結局...
今週の秋華賞、人気はウオッカ、ダイワスカーレット、ベッラレイアが分けることだろう。ローズSの結果を見る限り新興勢力の台頭などは望み薄に見えるが、では「3強」で1点勝負する覚悟がある...
先日、ローズSでは休み明け馬体増の人気馬が飛ぶことがある……というようなことを書いたら、そんなときに限ってベッラレイアが18kg増できっちり2着してしまい、皆さんにはえらいご迷惑を...
このところ私が唱えているのが、「いまのスプリント重賞は、単純に斤量の軽い馬が好走しているのではないか」という説である。もともと、ハンデ戦などでは、古い俗説のように長距離ほど斤量差が...
今週は変則開催の影響で、特別登録を見ない段階で原稿を書いている。まずその点を御承知おきいただきたい。去年も書いたような気がするが、菊花賞の最終トライアルとなって以降、神戸新聞杯はか...
本コラムではいつもデータ的な話を書いているが、ローズSに関しては当日にならないと判断のしようがない項目について書いておきたい。当日の馬体重に関する話である。ローズSは有力馬が大幅な...
かつて京成杯AH(京王杯AH)といえば高速決着の代名詞的存在で、予想をする際も「どの馬がスピード能力に優れているか」というところに重点をおけばよかった。昨年もそれなりに時計は速かっ...
馬インフルエンザによる中止明けで戸惑いながら馬券を買っている人がいるかもしれないが、感染と発症の違いが分かっている人ならば、普通に調整過程を見るだけでいいということも理解できると思...
ご存知のとおり、馬インフルエンザの流行で今週の開催があるかどうかは微妙な情勢だ。個人的にも今週はまだ厳しいように思うが、可能性が0でない限り「ある前提」で事を進めておく必要もある。...
まず別定GIIとなり、昨年からは定量戦となった札幌記念。「ほとんどGI」という施行条件で行われているが、レースの結果もそれを反映したものになりつつある。まずは人気馬が強いことだ。過...
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