データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
昨年のダービー卿CTは東風S組が上位を独占し、しかも東風Sの掲示板組ばかりだったにもかかわらず3連単は125万馬券となった。その昨年も含めて、ダービー卿CTでは「前走もマイル戦」の...
高松宮記念(以前は高松宮杯)がG1になったのは1996年のこと。既に11回がG1として行われたが、それを前後半に分けると、決定的な違いがあることに気付く。それは、外国産馬が強かった...
スプリングSにサンデーサイレンス系の登録馬は5頭。うち4頭が1勝馬で、2勝馬は芝未勝利のニードルポイントだけだ。レースによってはまだまだSS系一色のこともあるが、直仔がいなくなった...
新装間もないコースだけに、どうしても恐る恐る買うことになってしまう阪神芝だが、フィリーズレビューの行われる1400mは、特に悩むところである。旧阪神芝1400mは、どちらかというと...
毎年同じことを書いているような気がするが、弥生賞は堅い重賞である。昨年は6番人気のグロリアスウィークが2着と健闘したが、過去10年で5番人気以下の馬が連対したのはそれだけだ。つまり...
中山記念は、全馬を均等買いした場合の回収率が単複とも50%という、堅い部類の重賞である。堅いなら堅いで買い方も簡単なわけで、例えば1番人気馬が絶対ならば馬連で黙って1→4〜8番人気...
フェブラリーSで人気が予想される馬たちのうち、特にファンの信頼が厚い馬といえばブルーコンコルドとシーキングザダイヤだろう。ブルーコンコルドは大レースで勝ち切る力を見せ付けてきたし、...
きさらぎ賞には15頭が登録してきたが、注目されるのはナムラマースと、新馬を圧勝したオーシャンエイプスだろう。このうち評価が難しいのは後者だ。新馬圧勝が、そのまま重賞で通用するパスポ...
共同通信杯はフサイチホウオーとニュービギニングの対決があるのではないかと話題である。さらに南関の雄、フリオーソも出走予定で、「なにもこんな早くから豪華メンバーでやらんでも」というほ...
根岸S好走馬の多くは、ガーネットS組である。同じダート短距離路線だからメンバーが重なっているのは当然だが、連動の仕方がいまひとつ分かりづらい。リミットレスビッド、メイショウボーラー...
日経新春杯は前走準オープン組がワンツーを決める一方、有馬記念から来たアドマイヤフジが掲示板外に飛ぶという予想外の結果になった。今週行われるアメリカジョッキークラブカップ(以下AJC...
日経新春杯は「OP馬不足」とでも言うべき登録状況になった。登録17頭のうち、前走が条件戦だった馬は以下の通り。準OPで優勝=1頭準OPで負け=4頭1000万下で優勝=1頭1000万...
今ではそれほど言わないかもしれないが、かつては「冬の芝はパワーのある馬が有利」とよく言ったものだった。今にして思うとダートコースの無かった時代や、冬枯れの芝が本格的に悪い馬場状態だ...
ディープインパクトの最終戦ということでイベントとしては盛り上がりそうな有馬記念だが、馬券をどう組むかというのはなかなか難しい。馬券の券種ごとに考えてみよう。まずは単勝。ディープ派が...
新設重賞の阪神カップは定量戦の1400mで行われる。私も気づいていなかったのだが、06年になって定量戦の設定レースが一気に増えている。それまで別定戦で行われていたものが、定量戦に衣...
昔の感覚だと、新馬を勝ってそのまま朝日杯でも通用……というケースはいくらでもありそうに思えるのだが、最近はなかなかそういうケースはない。エイシンプレストンが新馬勝ちの直後勝ったケー...
今週から阪神開催。コースが新しくなり、芝には外回りコースが新設された。その結果、内枠有利と言われたシュートからの1600mはなくなり、最初のコーナーまでの直線距離が長くなった。当然...
東京ではジャパンCの週末にかけて雨の週間予報が出ている。この原稿を書いているのが月曜で、そこから週末というと5〜6日後の話になるからちょっと気が早いかもしれないが、天気予報が当たる...
重賞についてのデータブックも出している身なので、あらゆる重賞について、近10年の基本的な傾向というのは一通り見ることになる。古馬重賞の場合、必ず見るのが年齢別の成績だ。芝・ダート、...
エリザベス女王杯というと悩むのが3歳馬の扱いや、世代比較についてである。一頃は「今年の風邪は悪い風邪だって毎年言う」のと同じように「今年の3歳馬は強い」的なことを言っていたような気...
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