データ分析の権威・須田鷹雄が週末の重賞レースをマル秘データで解析!
須田鷹雄
重賞本を書いていて意外な発見をしたのが新潟記念。改装前と改装後で傾向が正反対になっていることがひとつある。それは、既に古馬重賞を勝っている馬が不振だということである。かつての新潟記...
アイビスサマーダッシュといえば言うまでもなくスピード自慢が集まるレースだが、ではどのくらい脚が速い馬なら勝ち負けになるのか、ということは意外に整理されていない。というか、整理したと...
クイーンSには超大物としてダンスインザムードが参戦しているが、2着ではないかという気がする。あるいは3着。これまでのクイーンS、優勝馬はすべて55キロ以下の斤量から出ていて、もっと...
97年に函館→札幌の開催順になって以降、函館2歳Sは既に8回行われた。その1、2番人気馬を見ると、1番人気が[0-4-0-4]、2番人気が[4-0-0-4]と、ともに来るかこないか...
今年のNSTオープンは、久々に極端なラップのレースとなった。12.3-10.3-10.8-11.1-11.3-11.6-12.610秒台がふたつ続き、そのツケはラスト1ハロンに現れ...
函館記念のデータを調べていて、興味深い事実に気が付いた。前走と同じ騎手が乗った馬より、乗り替わりの馬のほうが成績が良いのである。函館記念は97年からハンデ戦に戻ったレースだが、騎手...
北九州記念は94年までが別定戦、95年から99年までがハンデ戦、そして00年から再び別定戦という順序で行われてきた。ハンデ戦時代も牡馬で強かったのは53〜55キロあたりで、「いかに...
マーメイドSの登録馬を見渡して、気になるのはダイワエルシエーロの存在だ。同馬は前走の愛知杯が16着、その前のダービー卿CTも16着。愛知杯は18頭立てだったから「ビリ2連発」ではな...
ラジオたんぱ賞では00年以降の5年間で、2ケタ人気の馬が4頭馬券に絡んでいる。なぜ以前よりも「2ケタ人気」の好走が増えたかというと……理由は簡単で、出走頭数が増えたからである。9頭...
毎日のように競馬の原稿を書いていると、「自分で書いておいて忘れる」ということが結構ある。カッコいいことではないが、正直なところ少なからずある。結果として、「あんた前に書いたことと矛...
福島開幕週ということで、昨年の本欄では枠順による芝1200mの有利不利について書いたが、今回は開幕週のメインであるバーデンバーデンCのみを対象にして斤量に注目したい。バーデンバーデ...
東京コースの重賞というのは改修前と改修後でどう評価を変えるべきか悩むところなのだが、エプソムCにおいて「使う側」はあまりそこは意識していないようにも思える。ハンデ戦だった時代もある...
安田記念には香港馬3頭が参戦を予定している。カク外に対してアレルギーのある競馬ファンもいるようだが、ジャパンカップ以外の平地国際レースにおけるカク外の通算回収率というのは、単複とも...
私のような馬券嗜好を持つ人間は、今回のようなダービーになると「なんとかディープインパクトを否定する方法はないものか」と考えがちである。しかし、今回は発想を転換して、「ディープインパ...
今年のオークスでは厄介なテーマがひとつある。乗り替わりになる馬の扱いだ。そもそも、G1における乗り替わりというのは、基本的にいい材料ではない。どのG1でとっても、継続騎乗の馬の勝率...
京王杯SCはしっかりした軸がいるかいないかで傾向ががらりと変わるレースである。ここ数年はG1で連対実績のない馬が1番人気に推されるケースが続きそれが波乱の一因になったが、いわゆる「...
NHKマイルCはこれまで9回行われてきたが、のべ27頭の「馬券に絡んだ馬」は、合計10種類の「前走レース」から出ている。その一覧がこちらだ。レース名着度数単回収-複回収毎日杯4-0...
天皇賞春を予想する上でのポイントは、とにかく「上がり勝負になるのか、ならないのか」という点に尽きる。過去10年(という括りはほぼイコール、サンデーサイレンスの時代でもあり意味のある...
フローラSや青葉賞というのはいわゆる「上がり馬」を抽出するためのレースなはずだが、実はこの時期、有望かつ本当に遅れてきた上がり馬というのは思うほどいないものである。開催1週目(=桜...
本命党にとっても穴党にとっても、今週の皐月賞は「ディープインパクトを巡る戦い」であろう。最初に説明しておくと、私はディープインパクトの評価を下げている立場である。これが予想でなくレ...
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