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エアメサイア、母娘2代にわたる悲願達成

  • 2005年10月16日(日) 15時45分
 16日、京都競馬場で行われた秋華賞(3歳牝、GI・芝2000m)は、武豊騎手騎乗の2番人気エアメサイア(牝3、栗東・伊藤雄二厩舎)が道中は中団を追走し、直線で早めに先頭に立った福永祐一騎手騎乗の1番人気ラインクラフトをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分59秒2(良)。さらに3馬身差の3着には、内を突いて伸びた5番人気ニシノナースコールが入った。

 レースは、戦前の予想通りエイシンテンダーがハナを切る展開。好スタートを切ったラインクラフトは好位、エアメサイアは中団に控えてレースを進める。4角手前でラインクラフトが徐々に進出し直線入り口で一気に先頭に立つと、連れて後続も動き出す。残り200m地点で3馬身ほどあったラインクラフトエアメサイアとの差は徐々に詰まり、ローズS同様の一騎打ち。ゴール寸前、脚色で上回ったエアメサイアが再度ラインクラフトを捕らえた。

 勝ったエアメサイアは、父サンデーサイレンス、母が98年クイーンS(GIII)を制し、桜花賞(GI)3着、オークス(GI)2着、秋華賞(GI)3着と98年牝馬クラシックで活躍したエアデジャヴー(その父ノーザンテースト)という血統。全兄は05年アメリカJCC(GII)2着のエアシェイディ(牡4、美浦・伊藤正徳厩舎)、叔父には00年皐月賞菊花賞(共にGI)を制したエアシャカール(父サンデーサイレンス)がいる。04年11月にデビュー。05年3月の桜花賞トライアルフィリーズレビュー(GII)3着から臨んだ桜花賞(GI)は4着に敗れるも、続くオークスでは2着と好走している。約4ヶ月間の休養を挟んで迎えた前走ローズS(GII)では、ラインクラフトを1/2馬身差し切り、秋初戦を勝利で飾っていた。この勝利で母娘2代にわたる悲願のGIタイトルを奪取、通算成績を8戦4勝(重賞2勝)とした。

 鞍上の武豊騎手、管理する伊藤雄二調教師共に、ファインモーションで制した02年以来の同レース勝利となり、武豊騎手が3勝目、伊藤雄二調教師が2勝目。JRA重賞は、武豊騎手が9日にリンカーンで制した京都大賞典(GII)に続き、通算213勝目。伊藤雄二調教師は同馬で制した9月のローズS(GII)に続き、通算76勝目となった。

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