神戸新聞杯で重賞制覇、1番人気に推された菊花賞では3着だったリアファル(栗東・音無秀孝厩舎)。前走後のプランとしては、ジャパンCもしくは有馬記念(12月27日・中山芝2500m)を視野に入れていたが、レース後まもなくに目標を後者に決め、11月26日にノーザンファームしがらき(滋賀県)から栗東へ帰厩している。
音無秀孝調教師は「さすがに疲れはありましたが、牧場で徹底的に検査したところ、特に問題がないということで、有馬記念を使うことになりました。今はその疲れも抜けていますし、状態に関しては全く気になるところはありません。ただ、現時点では有馬記念の出走枠に(賞金的に)確実に入るというわけではありません。できれば、ファン投票で上位に選ばれて出走できればと思っていますので、菊花賞の時に1番人気に支持していただいたように、ファンの方から後押しがあれば」とコメント。
第1回中間発表の時点では15位だったリアファル。12月6日まで残りの投票期間でさらに票を伸ばすことができれば、マリアライト(美浦・久保田貴士厩舎)との「姉弟出走」も叶うだけに、ファン投票のゆくえにも注目したい。
なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。
(取材・写真:井内利彰)...