青森産馬が良血馬を撃破。中山9R・
山吹賞(芝2200m)を制したのは5番人気の
ミライヘノツバサ(美浦・伊藤大)。序盤からスローで流れて、道中でも動きのない展開。2番手の絶好位から、直線で逃げた4番人気
リッチーリッチー(2着)を3/4馬身かわし去り、夢舞台へとつながる2勝目を挙げた。勝ちタイムは2分16秒1。さらに1馬身1/4差の3着は外から差を詰めた2番人気の
シュペルミエール。中団を追走した1番人気の
オーダードリブンは4着。遅い流れに加えて勝負どころでは動けないポジションに入り、不完全燃焼で終わった。
1000m通過65秒3のスローペースに、内田博は「ラッキーだった」とニヤリ。「行きたがっていたが、逃げ馬の後ろにつけたら落ち着いてくれた。スタートがいいし、レースも自分でつくれるのが強み」と連勝に満足そうだった。
提供:デイリースポーツ