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アンビシャスは宝塚記念か毎日王冠まで休養/大阪杯

デイリースポーツ
  • 2016年04月04日(月) 12時00分
「第60回大阪杯・GII」(芝2000m)は3日、阪神11Rに11頭で争われ、2番人気のアンビシャス(栗東・音無)が重賞2勝目をマークした。道中は2番手を追走。直線で逃げた5番人気のキタサンブラック(2着)が二枚腰で抵抗を見せるが、ゴール前できっちり首差かわした。勝ちタイムは1分59秒3。2着から1馬身1/4差の3着には4番人気のショウナンパンドラが入り、1番人気のラブリーデイは中団のインから運んだが、伸び切れず4着に終わった。

 パートナーの違う一面を引き出したのは初コンビの横山典。これまでの末脚勝負を“封印”。2番手から力強く抜け出す新スタイルを披露した。「デビューの時からいい馬だと思って見ていたし、オファーをもらってうれしかった。結果が出て良かった」。GI馬5頭を撃破する大仕事にも「僕自身、長く経験させてもらっているしね。ゴールドシップよりは楽でした」と自らが手綱を取った“癖馬”を例に挙げ、涼しい顔だ。

 秘策は名手からの提案だった。音無師は「きょうの昼、彼から“考えがある”と話があったので、“好きに乗ればいい”と伝えた」と振り返る。過去に結果が出なかった先行策での勝利に「自在に競馬できた方がいいしね。ドゥラメンテリアルスティール、ドバイでいい競馬をした2頭の間に入った中山記念(2着)がうそじゃないのが証明できて良かった」と笑顔だ。前走で強い4歳世代と好勝負を演じただけのことはある。

 今後は宝塚記念(6月26日・阪神、芝2200m)参戦の可能性もあるが、このまま休養に入り、毎日王冠(10月9日・東京、芝1800m)から、昨年5着に終わった天皇賞・秋(10月30日・東京、芝2000m)を目指す公算が高い。横山典は「順調なら必ず大きいところでもやってくれる」と素質に太鼓判を押す。強豪を撃破した自信を胸に、伸び盛りの4歳馬が悲願のGI制覇へと突き進む。

提供:デイリースポーツ

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