29日、
大井競馬場で行われた第39回
帝王賞(GI・4歳上・ダ2000m・1着賞金6000万円)は、好位でレースを進めた
武豊騎手騎乗の5番人気
コパノリッキー(牡6、栗東・
村山明厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に立って後続を突き放し、中団から追い上げてきた1番人気
ノンコノユメ(牡4、美浦・
加藤征弘厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒5(不良)。
さらに5馬身差の3着に2番人気
サウンドトゥルー(セ6、美浦・
高木登厩舎)が入った。なお、4番人気
ホッコータルマエ(牡7、栗東・西浦勝一厩舎)は4着、3番人気
アスカノロマン(牡5、栗東・
川村禎彦厩舎)は6着に終わった。
勝った
コパノリッキーは、
父ゴールドアリュール、
母コパノニキータ、
その父ティンバーカントリーという血統。前走の
かしわ記念に続く連勝で、GI・7勝目を果たした。また、鞍上の
武豊騎手はこのレース5度目の制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
コパノリッキー(牡6)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
村山明父:ゴールドアリュール母:コパノニキータ母父:ティンバーカントリー馬主:小林祥晃
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:23戦12勝(重賞9勝)
主な勝ち鞍:2014年
フェブラリーS(GI)
【
武豊騎手のコメント】
展開はある程度予測していた通りになりましたが、少し馬が力んでいたので、我慢させながら乗っていました。(5番人気だったのは)今日はメンバーも強かったですし、やってみないとわからないなとは思っていましたが、僕が信頼されてなかったのかな(笑)。順調に行けば秋にはアメリカ挑戦のプランもありますので、いい競馬ができて良かったです。