2日、阪神競馬場で行われた
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)は、3番手でレースを進めた
武豊騎手騎乗の1番人気
キタサンブラック(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、同馬の後ろから差を詰めてきた7番人気
ステファノス(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。
さらに1/2馬身差の3着に4番人気
ヤマカツエース(牡5、栗東・池添兼雄厩舎)が入った。なお、2番人気
マカヒキ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)は4着、3番人気
サトノクラウン(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)は6着に終わった。
勝った
キタサンブラックは、
父ブラックタイド、
母シュガーハート、
その父サクラバクシンオーという血統。昨年の
年度代表馬がその実力を見せつけ、今年からGIに昇格した
大阪杯の初代王者に輝いた。GIは
菊花賞、
天皇賞(春)、
ジャパンCに続き4勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆
キタサンブラック(牡5)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
清水久詞父:ブラックタイド母:シュガーハート母父:サクラバクシンオー馬主:大野商事
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:15戦9勝(重賞7勝)
主な勝ち鞍:2016年
ジャパンC(GI)
【
武豊騎手のコメント】
これだけの馬ですから、凄く責任を感じていましたが、いい仕事ができたと思います。非常に嬉しいです。馬の方はいい状態というか、さらに強くなっているんじゃないかと思えたので、自信を持って乗れました。(北島三郎)オーナーからは「全てお任せするので頑張って下さい」とおっしゃっていただいて、また今日一緒に表彰台に上がれるので嬉しいですね。次(天皇賞)も楽しみです。