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【オークス】レーヌミノル、距離克服に自信アリ 牝馬2冠へ死角なし

デイリースポーツ
  • 2017年05月16日(火) 06時05分
オークス・G1」(21日、東京)

 伏兵扱いだった桜の仁川から一転。レーヌミノルが“女王”のプライドを引っ提げ、12年ジェンティルドンナ以来の牝馬クラシック2冠に挑む。

 桜花賞は好位追走からキッチリ抜け出し、最後まで伸びを見せて後続を振り切る“横綱相撲”でG1初制覇。「タメればあの形ができる」と、本田師は内容十分の勝ちっぷりにうなずく。「この馬の良さは、従順で乗り役の指示に従うところ」とセールスポイントを挙げた。

 デビューから2戦は6Fの舞台。「スピードが違った」と師が話すように、行きっぷりと仕上がりの早さで連勝を決めた。その後は徐々に距離を延ばしながらキャリアを積み、距離の壁をも乗り越えてきた。未知の2400メートルにも「全く心配していない」と指揮官はサラリと言ってのける。

 1週前は栗東CWで3頭併せ。僚馬2頭を大きく追走し、最内から力強く抜け出して6F81秒8-36秒6-12秒4。最先着を決めた。「予定より抜け出すのが早かったけど、ジョッキーも手応えを感じているようだし、状態はいいね」と明るい表情だ。

 関東圏への遠征についても「(京王杯2歳S、デイリー杯クイーンCで)経験しているし、問題ない」とトレーナーは自信を口にする。“樫獲り”に向けて、現時点ではこれといった死角は見当たらない。

提供:デイリースポーツ

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