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ヴィクトリアMと安田記念の上位馬に、ジャックルマロワ賞への優先出走権付与

ラジオNIKKEI
  • 2017年05月30日(火) 14時49分
JRAは今日、ヴィクトリアマイル(GI・芝1600m)及び安田記念(GI・芝1600m)が、フランスのドーヴィル競馬場で行われるジャックルマロワ賞(8月13日・G1・芝1600m)の優先出走権付与対象競走に指定されることになったと発表した。詳細は以下の通り。

ヴィクトリアマイル(GI)及び安田記念(GI)優勝馬、2着馬、3着馬に付与される特典
(1)当該年のジャックルマロワ賞(G1)への優先出走権
(2)当該年のジャックルマロワ賞に関する登録料(合計4540ユーロ)の免除

ジャックルマロワ賞(G1)の概要
1921年に創設されたジャックルマロワ賞は、現在3歳以上混合のマイルレースとなっており、2013年から2015年においては、平均レースレーティング121を獲得し、ヨーロッパのマイルレースとしては最高のレーティングを獲得した。

2017年のジャックルマロワ賞は、8月13日(日曜)にドーヴィル競馬場で行われる。2016年のジャックルマロワ賞には、優勝したリブチェスターの他、英2000ギニー馬ガリレオゴールド、2015年のフランス1000ギニー馬エルヴェディア、2015年のジャックルマロワ賞馬エゾテリックの3頭のG1馬に加え、後にムーランドロンシャン賞を制したヴァダモスが出走するなど、ムーランドロンシャン賞と並ぶフランスのマイル最高峰のレースの一つとなっている。

●フランスギャロ事務総長 オリヴィエ・デロワ氏のコメント
JRAとフランスギャロの関係をさらに強化することが出来て、本当にうれしく思います。我々は毎年凱旋門賞に日本馬を迎えること、そして昨年エイシンヒカリがイスパーン賞を勝ったように、日本馬が凱旋門賞以外のレースに参戦して勝つことを大変光栄に思っています。

かつて、日本調教馬のタイキシャトルジャックルマロワ賞を制した時は、一大センセーションを巻き起こしました。それから20年たった今もなおこのレースは依然として国際的なマイルレースの頂点に位置しています。歴代の優勝馬には、ミエスク、ゴルディコヴァ、ドバウィ、マクフィなどの偉大なチャンピオンが含まれています。

また、ヨーロッパの全年齢の優れたマイル適性馬が集うレースでもあり、未来の種牡馬にとって非常に重要なレースでもあります。今年は、1頭または、それ以上の日本馬を迎え、このレースの国際的な地位をより強固なものとできることを嬉しく思います」

JRA 後藤正行理事長のコメント
「春に行われる1600mのGI競走であるヴィクトリアマイル安田記念の1〜3着馬に対し、ジャックルマロワ賞の優先出走権が付与されることとなり、大変嬉しく光栄に存じます。

ジャックルマロワ賞は直線のマイル競走として世界有数の高名な競走で、1986年にギャロップダイナがこの競走に日本調教馬として初めて挑戦し、1998年にタイキシャトルが勝利を収めたことは今も心に残っています。両馬ともに安田記念を制覇した後にジャックルマロワ賞に出走しており、今回の提携は非常に調和のとれたものだと思います。

フランスと日本の強い絆に感謝するとともに今後この素晴らしい関係をより強固なものにしていきたいと考えております」

(JRA発表による)

ラジオNIKKEI

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