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ドバイ遠征惨敗ゴールドドリーム&アディラートの気になる帰国初戦/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2017年06月16日(金) 18時00分
 海外遠征後の帰国初戦というのは、どうにも手を出しづらい。遠征の疲れが中身の部分までしっかり取れているかどうか、なかなか判断しづらいし、日本ではありえないような惨敗を喫した後などはなおさらだ。

 28日の交流JpnI帝王賞(大井ダート2000メートル)に出走するゴールドドリームは、前走のドバイワールドCで大差のどん尻負けに終わっている。2週後に迫った帰国初戦で本来のパフォーマンスを見せることができるかどうか…。そのジャッジはなかなか難しい。

 平田調教師はドバイの敗因を「いろいろあったと思うよ。メイダンみたいな小回りが合わなかったのもあるし、メチャメチャな道悪になってしまったのもこたえた。ダートというより泥みたいな馬場になっていたからね。キックバックもすごかっただろうし、騎手(モレイラ)は距離が長かったとも言っていた」と振り返る。要は複合的な要因が重なっての惨敗ということか。

「本来なら南部杯から、と思っていたけどね。状態がすごくいいから帝王賞を使うわけだし、今度はこの馬らしい競馬を見せてくれると思う」

 帝王賞でガラッと変わるようなら、まさにGI馬の復権となるが果たして…。

 ゴールドドリームと同じように複合的な理由でドバイで惨敗(UAEダービー=12着)したのがアディラートだ。

「向こうのダートは雨が降ると余計に力がいるみたいな感じで、粘土みたいなダートになっていましたから。現地では落ち着いていると思っていたのですが、どうも放牧と勘違いしていたみたい。気が抜けてしまっていたようだし、競馬でも外を回らされましたから」(野見山助手)

 このアディラートが日曜の東京(青梅特別)で本来のパフォーマンスを見せられるかどうかが、帝王賞ゴールドドリームのヒントにもなりそうだ。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

東京スポーツ

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