「みやこS・G3」(5日、京都)
まさに充実一途。重賞初制覇へ、
テイエムジンソクが好調をアピールした。1日、栗東CWでうなるような脚さばきを披露し、6F83秒0-38秒6-12秒9をマークした。「テンからやると時計が出過ぎるから、しまい重点で」と木原師。3カ月ぶりの実戦に「馬体は大きく変わらないけど、仕上がりはいい」と不安がないことを強調した。
昨年の降級後は2、3、4、3、2、2、3着と足踏みが続く誤算。しかし、2度目の準オープン勝ちを収めた5月末を皮切りに破竹の3連勝を決めた。前走のエルムSこそ
ロンドンタウンに半馬身及ばず重賞初勝利を逃したが、地力強化は明らかだ。「以前とは行きっぷりが違う。(ハミを)かむところがあるから、無駄な力を使わせないように乗ってくれている」と鞍上の手腕にも信頼を寄せている。
相手も強化され、真価を問われる一戦。「チャンピオンズCで年内は終わりと思っている。これからは使うたびに試金石。頑張ってほしい」。タイトル奪取でG1に弾みをつける。
提供:デイリースポーツ